2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

野村インデックスファンドFunds-iシリーズ 16ファンドの実質コスト(2016年9月決算)

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野村インデックスファンド Funds-iシリーズ全18ファンドのうち、Funds-i フォーカスシリーズ2ファンドを除く16ファンド(9月6日決算)の運用報告書がUPされました。

運用報告書記載の費用明細から実質コスト(= 信託報酬 + その他費用)を計算し、野村インデックスファンドFunds-iシリーズの実質コストを最新の数値に更新します。



野村インデックスファンド Funds-iシリーズの実質コスト (2016年9月6日決算)

Funds-iインデックスシリーズのうち以下16ファンドは2016年9月6日に決算を迎え、引き続き全て分配金は0円でした。

運用報告書記載の費用明細から計算した実質コストを下記の一番右の列に書きました。(黄色部分)


野村インデックスファンド Fund-iシリーズの実質コスト(2016年11月版)
 ファンド 信託報酬(税抜)信託報酬 その他 前回の実質コスト(税抜) 実質コスト(税抜)
 Funds-i 日経225 0.40% 80円 2円 0.41% 0.41%
 Funds-i TOPIX 0.40% 76円 1円 0.40% 0.41%
 Fund-i JPX日経400 0.40% 50円 2円 0.43% 0.42%
 Funds-i 国内債券 0.40% 48円 0円 0.40% 0.40%
 Funds-i 外国株式 0.55% 121円 6円 0.58% 0.58%
 Funds-i 外国株式・為替ヘッジ型0.55% 74円 8円 0.60% 0.61%
 Funds-i 外国債券0.55% 89円 2円 0.56% 0.56%
 Funds-i 外国債券・為替ヘッジ型0.55% 66円 5円 0.63% 0.59%
 Funds-i 新興国株式0.60% 72円 26円 0.80% 0.82%
 Funds-i 新興国債券0.60% 75円 17円 0.74% 0.74%
 Funds-i 新興国債券・為替ヘッジ型0.60% 79円 3円 0.62% 0.62%
 Funds-i J-REIT0.40% 96円 2円 0.40% 0.41%
 Funds-i 外国REIT
0.55% 136円 18円 0.63% 0.62%
 Funds-i 外国REIT・為替ヘッジ型0.55% 78円 34円 0.82% 0.79%
 Funds-i 海外5資産バランス0.60% 78円 12円 0.69% 0.69%
 Funds-i 内外7資産バランス・為替ヘッジ型0.50% 66円 7円 0.55% 0.55%






野村インデックスファンド Fund-iシリーズの実質コストは去年と大差なし

上の表にあるように、いずれのファンドも、前回1年前の実質コストと大差ありません。

私も新興国株式クラスのインデックスファンドとして購入しているFunds-i新興国株式インデックス(信託報酬0.60%)の実質コストは、前回の年0.80%から今回年0.82%にわずかに上昇していますが誤差の範囲です。

ただ、同じベンチマークのインデックスファンドであり、2016年3月に登場したたわらノーロード 新興国株式(信託報酬0.495%)方が信託報酬が低く、トラッキングエラーや実質コスト確認のため初の運用報告書発行待ちです。


Funds-iシリーズのその他主な資産クラスのファンドも、たわらノーロードシリーズや、iFreeインデックスシリーズ、そして今月7ファンドが信託報酬を引き下げるニッセイインデックスシリーズに比べると今となっては信託報酬が高くなっています。

Funds-iシリーズが、コスト引き上げなどを今後行うのか、それともこのまま埋もれていくのか不明ですが、、今後の運用はもちろん、信託報酬引き下げも行ってほしいところです。

低コストインデックスファンドの実質コスト完全比較の一覧表にも今回の実質コストを反映しておきます。


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 [2019.11.10追記]
 野村インデックスファンド Funds-iシリーズのラインナップを最新状況に更新しました。
 野村インデックスファンドFunds-iシリーズの信託報酬とベンチマークまとめ(2019年11月)
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