2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

マネックス資産設計ファンド 資産配分変更(2010年度版)



先日の記事「マネックス資産設計ファンド 資産配分変更結果が楽しみ」でとりあげたマネックス資産設計ファンドの4月からの資産配分が判明しました。(運用報告書P3右

設定当初→08年4月配分変更→09年4月配分変更順→10年4月配分順に時系列で並べてみます。
(今回の変更は一番下の緑の円グラフです)


ちなみに投資対象は全て各クラスのインデックスです。


資産配分変更 時系列

1. 設定当初の配分 (サブプライム問題前 株式36% 債券42% REIT 22%)

マネックス資産設計ファンドの設定当初の基本資産配分



2. 08年4月 配分変更 (株価下落にびびり 株式31% 債券48% REIT 21% )

2008年4月 マネックス資産設計ファンドの基本資産配分



3. 09年4月 配分変更 (さらに弱腰になり 株式29% 債券59% REIT 12% )

2009年4月 マネックス資産設計ファンドの基本資産配分



4. 10年4月 配分変更 (1年半ぶり高値の株式比率UP! 株式34% 債券55% REIT 11% )

2010年4月 マネックス資産設計ファンドの基本資産配分




所感

素人か。。
期待をうらぎらずやってくれました。さすがパトラッシュ。

09年3月からこの1年間の上昇相場は株式比率を最小にしたためリターンを逃しておいて、1年半ぶりの高値になった株式をここで高値づかみしております。
やはりイボットソンなどプロが配分を助言しているファンドは違いますね(棒読み)

今までは、株式下落に対し株式配分を下げていたことに対して説明会を実施していたファンドなので、今回のいいわけ説明がとても楽しみです。株式比率を上げるのは今回が初めてなのでどうするのかなと心配になります。

「相場観には振り回されません」とか言ってましたが、結果として一番相場に振り回されているのはこの経緯を見れば明らかです。
この円グラフの推移で説明できるものならどうぞ説明してください。

続報が入ったらまた記事にします。


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COMMENTS

3Comments

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子@FP

これは・・・・

 値下がりしたら買い足すという原則無視のバランスファンドですね
 これでは、利益を逃すというか、損失を確定させるというか・・・・

 たぶん、言い訳のプロをごっそり雇っているんだと思いますよw

  • 2010/04/16 (Fri) 21:56
  • REPLY

SJP

No title

資産破壊ファンドですね・・・

  • 2010/04/16 (Fri) 23:12
  • REPLY

kenz

Re: これは・・・・

>子@FPさん
はい、一番やってはいけない配分変更を平気でやるファンドです。
いくら理屈を並べても結果は全て裏目っているわけなので逆指標としては利用できるかも知れません。
#4月から株式の割合を上げたということは。。

>SJPさん
その通りです。じたばたせずに決めた配分を守るのが基本ですね。
素人でもわかる理屈なのですが。。