2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

三井住友DCインデックスシリーズ 全12ファンドの信託報酬とベンチマークまとめ(2021年6月更新)

CATEGORY三井住友
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三井住友DCインデックスシリーズの全ファンドの信託報酬、ベンチマークを最新版に更新します。

<2021年6月28日に情報更新しました。>


三井住友DCインデックスシリーズ 全12ファンドの信託報酬、ベンチマーク

各ファンドの信託報酬、実質コスト、ベンチマーク一覧表は以下です。
各資産クラス毎に信託報酬、実質コストが他の同資産クラスのインデックスファンドよりも低いコストの箇所を黄色にしています。


三井住友DCインデックスシリーズ 全12ファンドの信託報酬とベンチマーク
 ファンド 信託報酬(税抜)ベンチマーク  
 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 0.16%TOPIX(配当込み)
 三井住友・日本債券インデックスファンド 0.16%NOMURA-BPI総合
 三井住友・DC外国債券インデックスファンド 0.21%FTSE世界国債インデックス(除く日本)
 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド 0.25%MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)
 三井住友・DC新興国株式インデックスファンド 0.34%MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
 三井住友・DC日本リートインデックスファンド 0.25%(*1) 東証REIT指数(配当込み)
 三井住友・DC外国リートインデックスファンド 0.27%(*2) S&P先進国REIT指数(除く日本)(配当込み)
 三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド0.21% 計8資産の加重平均による合成指数
 DC年金バランスゼロ(債券型)(マイパッケージZERO) 0.22% 三井住友DCインデックスシリーズに超低コストバランスファンド(マイパッケージシリーズ)4本が追加参照
 DC年金バランス30(債券重点型)(マイパッケージ) 0.22%
  DC年金バランス50(標準型)(マイパッケージ) 0.23%
 DC年金バランス70(株式重点型)(マイパッケージ) 0.24%


<補足>
三井住友・DC日本リートインデックスファンド、三井住友・DC外国リートインデックスファンドの両ファンドはそれぞれ以下のように純資産200億円以上は、純資産増大に応じて信託報酬が段階的に引き下がるように設定されています。
 ご参考: 三井住友・DC日本株式インデックスファンドS等信託報酬最安の3ファンドが三井住友DCシリーズに追加


(*1) 三井住友・DC日本リートインデックスファンド 純資産による信託報酬の段階的引き下げ

三井住友・DC日本リートインデックスファンドの純資産による信託報酬低下の仕組み
 純資産 信託報酬(税抜) 配分
委託会社 販売会社  受託会社
200億円未満の部分 0.25% 0.125%0.10%0.025%
200億円以上500億円未満の部分 0.24% 0.115%
500億円以上1000億円未満の部分 0.23% 0.105%
1000億円以上の部分  0.22% 0.095%




(*2) 三井住友・DC外国リートインデックスファンド 純資産による信託報酬の段階的引き下げ

三井住友・DC外国リートインデックスファンドの純資産による信託報酬低下の仕組み
 純資産 信託報酬(税抜) 配分
委託会社 販売会社  受託会社
200億円未満の部分 0.27% 0.135%0.11%0.025%
200億円以上500億円未満の部分 0.26% 0.125%
500億円以上1000億円未満の部分 0.25% 0.115%
1000億円以上の部分  0.24% 0.105%




ラインナップに先進国株式インデックスファンドはなく、信託報酬最安のファンドもなし

市販で購入できる上記の三井住友DCインデックスシリーズには、不思議なことに先進国株式クラスのインデックスファンドがありません。

三井住友・DC外国株式インデックスファンドS(信託報酬0.14%(税抜))はあるのですが、未だDC専用ファンドであり、ネット証券等での一般購入はできない状態です。

とはいえ、三井住友DCインデックスシリーズは主要資産クラスで信託報酬最安のファンドが一つもなく、eMAXIS Slimシリーズニッセイインデックスファンド<購入・換金手数料なし>シリーズの信託報酬の超低コスト化競争には追随できていません。

Smart-iシリーズ等と同様に、中途半端な立ち位置になっており、今後の純資産総額の増大も難しそうです。
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