2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

eMAXIS JPX日経中小型インデックス 日本の中小型株式に投資できるファンドの内容を確認

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eMAXIS JPX日経中小型インデックスeMAXISインデックスシリーズに2017年6月12日より追加され、既に運用が始まっています。

情報展開が遅くなりましたが、改めて内容を確認します。



eMAXIS JPX日経中小型インデックス JPX日経中小型株指数をベンチマークとするインデックスファンド

  eMAXIS JPX日経中小型インデックス | 三菱UFJ国際投信


  • ファンド名: eMAXIS JPX日経中小型インデックス

  • 信託報酬: 年0.40%(税抜) 。 純資産500億円以上1000億円未満の部分は年0.38%。1000億円以上の部分は年0.36%

  • 信託財産留保額: 0.3%

  • 設定日: 2017年6月12日

  • 決算: 1月26日

  • ベンチマーク: JPX日経中小型株指数

  • 運用会社: 三菱UFJ国際投信

  • 取扱会社: SBI証券楽天証券、マネックス証券、カブドットコム証券





JPX日経中小型株指数の概要

 eMAXIS JPX日経中小型株インデックスとは? | 三菱UFJ国際投信

JPX日経中小型株指数とは、日本の中小型株を対象とするスマートベータ指数です。

東証第一部、第二部、マザーズ、JASDAQ市場の中から、
①適格基準によるスクリーニング
②時価総額順位が上位20%以内となる大型銘柄を除外
③市場流動性指標によるスクリーニング(直近1年間の売買代金合計額が150億円以下の銘柄及び時価総額が100億円以下の銘柄を除外)
④定量的な指標によるスコアリング(ROE(自己資本利益率)、営業利益によるスコアリング等)

上記のスコアリングによる点数の高い原則上位200銘柄で構成されます。

ざっくりとしたイメージとしては、既存のJPX日経インデックス400が日本の大型株を対象とするスマートベータ指数であるのに対し、JPX日経中小型株指数は、日本の中小型株を対象とするスマートベータ指数(200銘柄構成)となります。



SMT JPX日経中小型株インデックス・オープンも運用開始

また、2017年6月27日より、JPX日経中小型株指数(配当込み)をベンチマークとする SMT JPX日経中小型株インデックス・オープン(信託報酬0.40%)がSMTインデックスシリーズに設定されています。

eMAXIS JPX日経中小型インデックスとの違いは、

  • ベンチマークが配当込み指数

  • 信託財産留保額が0.1%


であることです。(信託報酬は年0.40%(税抜)と同一)


TOPIXのような浮動株時価総額指数ではありませんが、日本の中小型株式に投資できるインデックスファンドは今までになく、小型株効果のアノマリーにも期待して、中小型株にも広く投資したい方には日本株式クラスの一部比率に割り当てるのもありかと思います。

ただ、私はスマートベータ指数をベンチマークとするインデックスファンドに投資予定はなく、リスク資産の中の日本株式部分は、
低信託報酬の<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド(信託報酬0.18%)のようなTOPIXインデックスファンドで十分と考えています。
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