2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

ニッセイ新興国株式インデックスファンド 信託報酬0.339%の最安ファンドが登場

CATEGORYニッセイ
水晶玉と橋

<購入・換金手数料なし> ニッセイ新興国株式インデックスファンドが信託報酬最安でニッセイインデックスシリーズに10月13日に追加されます。

安房さんのブログ記事で知りました。
 <購入・換金手数料なし>シリーズ、新興国株式でも最安値チャレンジ | 海舟の中で資産設計を ver2.0



ニッセイ新興国株式インデックスファンド 信託報酬最安の新興国株式インデックスファンドとして登場

 <購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド  有価証券届出書(内国投資信託受益証券)
 

  • ファンド名:  <購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド

  • 申込手数料: なし(=ノーロード)

  • 信託報酬: 年0.339%(税抜) (=委託会社0.159%+販売会社0.160%+受託会社0.020%)

  • 信託財産留保額: なし

  • 設定日: 2017年10月13日

  • 決算: 11月20日

  • ベンチマーク: MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)

  • 運用会社: ニッセイアセットマネジメント

  • 当初取扱会社: SBI証券楽天証券




信託報酬最安の新興国株式インデックスファンド

MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)をベンチマークとする王道の新興国株式インデックスファンドとして、信託報酬が年0.339%(税抜)と最安であることが特徴です。

現時点では、eMAXIS Slim 新興国株式インデックス信託報酬年0.34%(税抜)が最安ですので、あからさまに0.001%だけ信託報酬を低く設定してきています。

ただ、特に新興国株式ファンドは、信託報酬以外にかかる売買手数料や保管費用等のその他費用がかさむことが多く、今後の実質コスト(信託報酬+その他費用)やトラッキングエラーを確認する必要があります。

ニッセイインデックスシリーズの公式サイトには、かつては公式サイトのファンド一覧に「Coming Soon !」の空白行がありました。

当時の記事でも、「ニッセイインデックスシリーズには、これより低信託報酬の新興国株式インデックスファンドを期待しています。」
と書いていました。

期待通りにコストの低いニッセイ新興国株式インデックスファンドの登場で、ようやく「Coming Soon !」の伏線が回収できたようです。

今後は、eMAXIS Slim 新興国株式インデックスを要するeMAXIS Slimシリーズは「他社ファンドの信託報酬に注意しながら機動的に信託報酬を引き下げる」ことを唄っており、わずか0.001%だけ信託報酬を下げればよいことから、今後もますます低コスト化競争が加速しそうです。

コストはその分、確実にリターンを削ります。低コスト化競争は個人投資家としては大歓迎です。
個人のうまく資産形成に活用していきたいですね。


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 [2017.10.17追記]
 ニッセイ・インデックスバランスファンド(6資産均等型) 信託報酬最安バランスファンドとして登場
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