2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスが信託報酬を驚異の年0.1095%に引下げ

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eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの信託報酬が現最安値の年0.189%(税抜)から年0.1095%(税抜)に大きく引下げられます。



eMAXIS Slim 先進国株式インデックスが2018年1月30日より信託報酬を大幅に引下げ

業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』信託報酬率の引き下げを実施 | 三菱UFJ国際投信 (PDF)

『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』の以下ファンドについて信託報酬率の引き下げを実施することをお知らせいたします。以下の引き下げは 12 月 26 日時点における他社類似ファンドの情報を元に決定されたものです。今後も引き続き、他社類似ファンドの運用コストに注意を払い、業界最低水準の運用コストをめざします。



2018年1月30日より信託報酬が引き下げられるeMAXIS Slim 先進国株式インデックスの現信託報酬と引下げ後の新信託報酬は以下の通りです。


eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの信託報酬引下げ
 ファンド現信託報酬(税抜)新信託報酬(税抜)ベンチマーク  
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 0.189% 0.1095%MSCI KOKUSAIインデックス


eMAXIS Slimインデックスシリーズのうち、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスを含む5ファンドは、11月10日に信託報酬を他社の最安信託報酬ファンドに合わせ、信託報酬を引き下げたばかりです。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスも先月11月10日に、信託報酬を0.19%から0.189%に引き下げていましたが、2018年1月12日にEXE-iつみたて 先進国株式ファンド(信託報酬0.1155%程度)が設定されるとのEDINET情報を受け、今回すかさず信託報酬を0.1095%(税抜)に引き下げると発表してきました。

先日、信託報酬を年0.19%(税抜)に大きく引下げたeMAXIS Slim 新興国株式インデックスと全く同一のパターンです。

EXE-iつみたて先進国株式ファンドは、FTSE ディベロップド・オールキャップ・インデックスをベンチマークとし、2つの海外ETFにファンドオブファンズで投資するパッシブファンドです。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスのベンチマークは、先進国株式ファンドとして最も一般的なMSCI KOKUSAIインデックスとしていますが、ベンチマークの細かい違いに無関係に、先進国株式ファンドとして信託報酬を年0.1095%まで引き下げてきました。

eMAXIS Slimシリーズ 業界最低の信託報酬をめざすインデックスファンドが新登場でもお伝えしたように「eMAXIS Slimシリーズは、他社ファンドの信託報酬に注意しながら機動的に信託報酬を引き下げることにより、業界最低水準の低コストを目指し続ける」ことというコンセプトを唄っており、今回も宣言通りに信託報酬を引下げてきました。



企業型DC専用ファンドの信託報酬最安ファンドよりもさらに低信託報酬の先進国株式インデックスファンドが誕生

信託報酬が年0.1095%(税抜)となるMSCI KOKUSAIインデックスファンドの誕生により、今まで企業型確定拠出年金(401k)にて信託報酬最安であり、私も購入している三井住友・DC外国株式インデックスファンドS(信託報酬0.16%)をも大きく下回る低コストの先進国株式インデックスファンドが誕生しました。

正直、超低コストインデックスファンド競争が激化しても、一般購入できる先進国株式インデックスファンドの信託報酬が年0.16%を下回るものが出てくるのは難しいと思っていたので驚きです。

今後のインデックスファンドの超低コスト化競争により、各資産クラスの信託報酬引下げはこれからも期待できそうです。
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