2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

eMAXIS 日経アジア300インベスタブル・インデックスが新規に運用開始

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eMAXIS 日経アジア300インベスタブル・インデックスが2018年1月26日にeMAXISインデックスシリーズに追加され、SBI証券で購入できるようになっています。

詳細を確認します。



eMAXIS 日経アジア300インベスタブル・インデックスが運用開始

 eMAXIS 日経アジア300インベスタブル・インデックス | 三菱UFJ国際投信


  • ファンド名:  eMAXIS 日経アジア300インベスタブル・インデックス

  • 申込手数料: なし(=ノーロード)

  • 信託報酬: 年0.30%(税抜) (=委託会社0.14%+販売会社0.140%+受託会社0.02%)。 「受益者還元型」信託報酬として、 純資産500億円以上1000億円未満部分は年率0.29%、1000億円以上部分は年率0.28%

  • 信託財産留保額: 0.3%

  • 設定日: 2018年1月26日

  • 決算: 1月26日

  • ベンチマーク: 日経アジア300インベスタブル指数

  • 運用会社: 三菱UFJ国際投信

  • 取扱会社: SBI証券




ベンチマークである日経アジア300インベスタブル指数とは

  日経アジア300インベスタブル指数(円ベース)  | 日経のアジア指数公式サイト

  日経アジア300インベスタブル指数 | eMAXIS インデックス早わかり 三菱UFJ国際投信


日経アジア300インベスタブル指数とは、2017年12月11日より算出が始まった、(日本を除く)アジア10ヶ国(中国(A株を除く)、香港、台湾、韓国、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、インド)の上場企業300社を構成銘柄とする浮動株調整時価総額指数とのこと。
銘柄は、時価総額、売買代金(流動性)、売上高伸び率、浮動株比率などの数値データを元に選定されています。



指数算出が始まったばかりということもあり、まだこの指数の詳細が書かれているサイトは少ないのですが、国別構成比率、業種別構成比率は以下に載っていました。

 日経アジア300インベスタブル指数関連に投資できるファンドが登場!その魅力とは? | SBI証券

日経アジア300インベスタブル指数 国別構成比率と業種別構成比率

新興国株式インデックスファンドにて使われるMSCI エマージング・マーケット・インデックスと同様に、組入国上位は中国、韓国ですが、インド等は比率が大きく、香港やシンガポールなど先進国分類の国々も入っています。

アセットアロケーションのメインとしてではなく、例えば新興国の中のインド等の比率を少し上げたいといった資産クラスの中のポートフォリオの微調整には使えるかもしれません。

その意味では、繰上償還手続きに入ることになったi-mizuho 東南アジア株式インデックスの代用として使えるかもしれませんが、eMAXIS 日経アジア300インベスタブル・インデックス自体の純資産があまり増えない懸念もあります。

この種の地域特定型ファンドは、どうしてもポートフォリオに入れたい方が少しだけ購入するという使い方で良いと思います。
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