2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

PRU国内株式マーケット・パフォーマー、PRU国内債券マーケット・パフォーマーが繰上償還へ

CATEGORYPRU
チェスの終了

古参のインデックスファンドシリーズであるPRUマーケット・パフォーマーシリーズの中の、PRU国内株式マーケット・パフォーマーとPRU国内債券マーケット・パフォーマーの2ファンドが繰上償還されることになりました。

[2021.12.09] 情報更新・追記しました。


PRUマーケット・パフォーマーシリーズ4ファンドのうち、国内株式、国内債券の2ファンドが繰上償還へ

PRUマーケット・パフォーマーシリーズは2001年3月から運用されている古参のインデックスファンドシリーズです。
以下の基本資産クラス(国内外の株式と債券)4ファンドで構成されています。

PRUマーケット・パフォーマーシリーズ
 ファンド名信託報酬(税抜)ベンチマークコメント 
 PRU国内株式マーケット・パフォーマー 0.65%TOPIX(東証株価指数) 2018年3月15日繰上償還
 PRU海外株式マーケット・パフォーマー 0.80%MSCI KOKUSAIインデックス 運用継続
 PRU国内債券マーケット・パフォーマー 0.50%NOMURA-BPI総合 2018年3月15日繰上償還
 PRU海外債券マーケット・パフォーマー 0.65%FTSE世界国債インデックス(除く日本) 運用継続



ご覧のように今となってはありえないような高い信託報酬ですが、STAMインデックスシリーズ(現SMTインデックスシリーズ)が登場するリーマンショック前は、これでも数少ない貴重なインデックスファンドシリーズでした。

この4ファンドの内、PRU国内株式マーケット・パフォーマーとPRU国内債券マーケット・パフォーマーの2ファンドが3月15日に繰上償還されることになりました。
 
 信託終了(繰上償還)決定のお知らせ | PGIMジャパン (旧プルデンシャル・インベストメント・マネジメント・ジャパン)

この時代遅れの高い信託報酬ではやむを得ないところですが、純資産も増えず、こうやってすっかり忘れ去られたインデックスファンドが繰上償還されるのはさびしいところです。

ただ、今では、同じ4資産クラスは以下の超低コストのファンドがあります。

  • 国内株式: eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) (信託報酬0.159%)

  • 先進国株式: eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(信託報酬0.1095%)

  • 国内債券: eMAXIS Slim 国内債券インデックス、<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド(信託報酬0.139%)

  • 先進国債券: eMAXIS Slim 先進国債券、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド (信託報酬0.17%)


ここ2年ほどでインデックスファンドの超低コスト化が進み、個人が投資するのはよい恵まれた環境になりました。
各自の資産運用、資産形成にうまくファンドを利用していきたいですね。


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 [2021.12.09追記]
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 PRU海外債券マーケット・パフォーマーの繰上償還が決定
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