2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

MSCI新興国株式指数  アルゼンチンとサウジアラビアを2019年5月より組入れへ

CATEGORY新興国株式
アルゼンチン

MSCI新興国株式指数であるMSCIエマージング・マーケット・インデックスに2019年5月よりアルゼンチンとサウジアラビアの2ヶ国が組入れられます。

とよぴ~さんも記事にされています。
 MSCI新興国株式指数にサウジアラビアとアルゼンチンが追加(2019年6月~) | ほったらかし投資のまにまに
 


 
MSCI新興国株式指数にアルゼンチンとサウジアラビアが追加へ

 アルゼンチンとサウジを新興国指数に採用、19年5月から=MSCI  | ウォール・ストリート・ジャーナル

金融市場の指数算出を手掛けるMSCIは20日、アルゼンチン株とサウジアラビア株を2019年5月から新興国市場指数に組み入れると発表した。アルゼンチンが「新興国市場」に分類されるのは約10年ぶり。


今回の指数採用により、サウジ株式市場には海外から数百億ドルの資金が流入する可能性がある。サウジ政府が国営石油会社サウジアラムコの新規株式公開(IPO)を検討する中、国内株式市場がお墨付きを得た格好ともなる。




アルゼンチン株式がフロンティアマーケット指数から新興国株式指数に移動

アルゼンチンは、元はMSCI新興国株式指数に入っていましたが、2009年に新興国株式指数からフロンティアマーケット指数(MSCIフロンティアマーケットインデックス)に格下げされていました。
今回、約10年ぶりに新興国株式指数に組入れされることになります。



サウジアラビア株式がスタンドアローン市場指数から新興国株式指数に移動

サウジアラビアは、MSCI新興国株式指数にサウジアラビアが2017年に新規組入検討へでお伝えしたように、当初は2017年から新興国株式指数に組入れられる可能性がありました。

サウジアラビア株式市場は、海外からサウジアラビア株式の直接投資が制限されていたため、中東最大の経済国にも関わらず、フロンティアマーケット指数どころか、投資できないスタンドアローン市場指数(MSCI Standalone County Index)に分類されていました。

来年2019年半ばから、一気に新興国株式指数に組入れられることになります。
現時点では、サウジアラビアは、新興国株式指数の約2.7%を占める見込みとのことで、無視できないレベルの比率になりそうです。



MSCI新興国株式指数には、今月から中国A株の組入れも始まっており、今後、MSCI エマージング・マーケット・インデックスの国別構成比率は別途チェック予定です。

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 [2019.06.16追記]
 予定通りMSCI新興国株式指数にアルゼンチンとサウジアラビアが追加されました。
 MSCI新興国株式指数にサウジアラビアとアルゼンチンが組入れられました
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