2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス等3ファンドが信託報酬最安に引下げ

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ニッセイインデックスの信託報酬引下げに対抗し、eMAXIS Slimシリーズも3ファンドの信託報酬引下げを発表しました。



eMAXIS Slim 先進国株式インデックス等3ファンドがニッセイインデックスシリーズと同一の信託報酬に引下げへ

 業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』信託報酬率の引き下げを実施 | 三菱UFJ国際投信 (PDF)

『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』の以下ファンドについて信託報酬率の引き下げを実施することをお知らせいたします。以下の引き下げは 6 月 29 日時点における他社類似ファンドの情報を元に決定されたものです。




eMAXIS Slimシリーズのうち3ファンドの新旧信託報酬
 ファンド現信託報酬(税抜)新信託報酬(税抜)コメント 信託報酬引下げ日
 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 0.1095% 0.109%2018年8月21日に信託報酬引下げとなる<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド と同一信託報酬へ。2018年7月25日
 eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 0.19% 0.189%2018年7月13日に信託報酬引下げとなる<購入・換金手数料なし> ニッセイ新興国株式インデックスファンドと同一信託報酬へ。2018年7月25日
 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)0.16% 0.159%2018年8月21日に信託報酬引下げとなる<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)と同一信託報酬へ。2018年7月25日



上の3ファンドはいずれも、ニッセイインデックス6本の信託報酬引下げ発表時に、eMAXIS Slimシリーズよりも信託報酬が低く設定されたファンドです。

eMAXIS Simシリーズの他社ファンドの信託報酬に注意しながら機動的に信託報酬を引き下げることにより、業界最低水準の低コストを目指し続ける」ことというコンセプト通りに信託報酬を最安タイに引き下げてきました。

面白いのは、このうち、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスとeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の2ファンドが2018年7月25日から信託報酬引下げと、ニッセイの信託報酬引下げ日である2018年8月21日より早く信託報酬が引き下げられることです。

以前、eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)発表直後の三菱UFJ国際投信のブロガーミーティングに参加したときに、「eMAXIS Slimシリーズの信託報酬引下げは書類関連の変更はもちろん、金融庁や販売会社などにも全て申請が必要で時間がかかって大変」と聞いていました。

今回のニッセイインデックスシリーズよりも素早い信託報酬引下げには驚きです。

特に現在は先進国株式クラスは、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスを購入しているため、わずかでも信託報酬の引き下げは大歓迎です。

最近は、ニッセイインデックスシリーズとeMAXIS Slimシリーズの2社争いとなっており、今後もインデックスファンドのコスト引き下げには期待できそうです。

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 [2018.07.29追記]
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eMAXIS Slimシリーズ 全10ファンドの信託報酬とベンチマークまとめ(2018年7月)
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