2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

iFree 日経225インデックスとiFree TOPIXインデックス 信託報酬を最安に引下げへ

CATEGORYiFree
金融データ 棒グラフと折れ線グラフ

iFreeインデックスシリーズの中のiFree 日経225インデックスiFree TOPIXインデックスの2ファンドの信託報酬が年0.17%(税抜)から年0.159%(税抜)に12月13日より引下げられます。



iFree 日経225インデックスとiFree TOPIXインデックス 12月13日より信託報酬を引下げ

 iFreeシリーズ 運⽤管理費⽤(信託報酬率)の引き下げについて  | 大和投資信託 (PDF)
 

今回、「低⽔準の運⽤管理費⽤」と「豊富な商品ラインナップ」が特徴のシンプルなインデックスファンドシリーズである「iFree シリーズ」のうちの 2 ファンドについて、運⽤管理費⽤を引き下げる信託約款の変更を⾏う予定ですのでお知らせいたします。



iFreeインデックスシリーズ 信託報酬引下げの2ファンド
 ファンド現信託報酬(税抜)新信託報酬(税抜)
(2018年12月13日より)
ベンチマーク
 iFree 日経225インデックス 0.17% 0.159%日経平均株価
 iFree TOPIXインデックス 0.17% 0.159%TOPIX




設定来2度目となる信託報酬引下げにより、信託報酬最安の日本株式インデックスファンドに

低コストインデックスシリーズとして2016年9月から運用されているiFreeインデックスシリーズの中の日本株式インデックスファンドである、iFree 日経225インデックスとiFree TOPIXインデックスが、2018年12月13日より、信託報酬を年0.17%から年0.159%に引下げます。
2つのファンドともに、設定当初の2016年9月では信託報酬は年0.19%で運用が開始されました。
その後、2017年10月2日に信託報酬が年0.19%から年0.17%に引下げられています。
 ⇒ iFreeインデックスシリーズのうち6ファンドが信託報酬最安値に引下げへ

来月2018年12月3日の2度目となる信託報酬引下げにより、両ファンドとも以下と信託報酬が横一線に並び、信託報酬最安の日本株式インデックスファンドになります。

ただ、既存の信託報酬最安のインデックスファンドと信託報酬が同一になっただけで、これ以上引き下げてもeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)とeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)がすかさずその最安値までほぼ確実に信託報酬を引下げてくるため、信託報酬を同じ年0.159%にとどめたと考えられます。

信託報酬を引下げと言っても、わざわざ、信託報酬最安争いを続けているeMAXIS Slimシリーズニッセイインデックスシリーズの日本株式インデックスファンドから乗り換える必要性は薄いですが、既に購入し保有している方にとっては信託報酬引下げ分確実にコスト削減でき、その分だけリターンが上がるのは朗報です。



eMAXIS Slimやニッセイインデックスシリーズを扱っていない地方銀行のネット口座でも販売

また、iFree 日経225インデックスやiFree TOPIXインデックスは、上述のeMAXIS Slimシリーズやニッセイインデックスシリーズよりも以下のように、販売会社がはるかに多いです。
 iFree 日経225インデックス  取扱販売会社

 iFree TOPIXインデックス  取扱販売会社

特に上記にあるように、地方銀行や信用中央金庫(しんきん)のインターネット専用口座でもノーロードで販売されており、店頭の対面販売はさすがに無理でも、それら地方銀行や信金のネット専用口座のみ持っている方には、今回の信託報酬引下げは朗報になりそうです。

ただ、そこまで低コストのインデックスファンドを利用しようと考えているような方は普通は、SBI証券楽天銀行の口座を持っている気もしますが、ここしばらく続いていたeMAXIS Slimシリーズとニッセイインデックスシリーズ以外からのインデックスシリーズの低コスト化競争の参戦は個人投資家にはうれしい限りです。

今後の各種インデックスファンドの更なる低コスト化に期待したいです。


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 [2019.05.18追記]
 iFree 日経225インデックスとiFree TOPIXインデックス、iFree 日本債券インデックスが信託報酬をさらに引下げます。
 iFree TOPIXインデックス等3ファンドの信託報酬が最安値に6月以降引下げ
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