2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

Smart-i TOPIXインデックス他、Smart-iシリーズの中の3ファンドが信託報酬を最安に引下げへ

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レポートとコーヒー

りそなアセットマネジメントが運用する「Smart-iシリーズ」の中の以下3ファンドの信託報酬が2月26日より引下げられ、信託報酬最安となります。

  • Smart-i TOPIXインデックス

  • Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジなし)

  • Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)




Smart-i TOPIXインデックスなど3ファンドが信託報酬引下げ

 Smart-iインデックスファンドシリーズの3ファンドを対象とした運用管理費用のお知らせ | りそなアセットマネジメント (PDF)

信託報酬引下げ(2019年2月26日以降)となる3ファンドの信託報酬、ベンチマーク、コメントは以下の通りです。

Smart-iインデックスファンドシリーズ 2019年2月26日に信託報酬引下げとなる3ファンド
 ファンド現信託報酬(税抜) 新信託報酬
(税抜)
ベンチマーク   コメント
Smart-i TOPIXインデックス0.17% 0.155%東証株価指数(TOPIX)(配当込み)TOPIXインデックスファンドとして現在信託報酬最安の3ファンド、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)、<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドiFree TOPIXインデックス(いずれも信託報酬0.159%(税抜))を信託報酬引下げにより、単独で信託報酬引下げに。
Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジなし)0.19%0.17%FTSE世界国債インデックス(除く日本)信託報酬引下げにより、ライバルの3ファンド、eMAXIS Slim 先進国債券インデックス、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド、たわらノーロード 先進国債券と並び信託報酬最安に。
Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)0.19% 0.17%FTSE世界国債インデックス(除く日本)(円ヘッジ) 為替ヘッジ付きの先進国債券ファンドとして現時点でも信託報酬は単独で最安です。2月の信託報酬引下げにより、他ファンドにさらに差をつけることになります。


特に、Smart-i TOPIXインデックスは、信託報酬を年0.155%(税抜)に引き下げるとのことで、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)や<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド等の信託報酬0.159%(税抜)を下回り、単独で信託報酬最安となります。

おそらく、業界最低水準にコストを目指し続けるとの方針で継続的に信託報酬の引下げを実施すると明言しているeMAXIS Slimシリーズが黙っているわけもなく、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)も信託報酬を年0.159%から年0.155%に引下げてくると思われます。

また、りそなアセットマネジメントも、今回のSmart-iインデックスファンドシリーズについては、上記のプレスリリース内にも、「今回対象となる3ファンドを含むSmart-iインデックスシリーズ9ファンドの信託報酬につきましては、今後も受益者さま本位を目的に見直しを図って参ります」と書かれており、Smart-iインデックスファンドシリーズの他6ファンドの信託報酬引下げに期待が持てます。

Smart-iインデックスファンドシリーズは、登場時点からSmart-i Jリートインデックス、Smart-i Jリートインデックスの2ファンドが信託報酬単独最安でありながら、純資産も少なく地味な存在でしたが、リート以外の他資産クラスのインデックスファンドもSmart-i TOPIXインデックスのように信託報酬最安となっていくのか興味深いところです。


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 [2019.01.23追記]
 予想通り、eMAXIS Slimシリーズも日本株式インデックスファンドの信託報酬引下げを発表しました。
 eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)と国内株式(日経平均)が信託報酬を年0.155%に引下げへ

 [2019.02.16追記]
 Smart-i 国内債券インデックスも2019年3月26日に信託報酬を最安に引下げます。
 Smart-i 国内債券インデックスが信託報酬を最安の年0.12%に引下げへ
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