2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

バンガード社のETF10銘柄の経費率が引下げ VTの経費率は0.09%に

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バンガード社のETF10銘柄と、バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド(米国籍投資信託)の経費率(エクスペンスレシオ)が改訂されました。

既に水瀬ケンイチさんも記事にされています。
 バンガードETF経費率改定、ただでさえ安いコストがさらに安く! | 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)

 
バンガードETFとバンガード・ウェルズリー・インカム・ファンドの経費率改定

 2019年バンガードETFおよび米国籍投資信託の経費率改定のお知らせ | バンガード
 

バンガードETFおよび米国籍投資信託の経費率が改定されましたので、ご案内させて頂きます。
経費率は運用資産残高や運用コスト、キャッシュフローの変化に応じて変動します。




バンガードETFおよび米国籍ファンドの経費率改定 (2019年1月25日~2019年2月26日付)
 ETF、インデックスファンド名  略称 経費率(エクスペンスレシオ)ベンチマーク  
 旧 新
 バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF VSS 0.13% 0.12% FTSEグローバル・スモールキャップ(除く米国)インデックス
 バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)ETF VEU 0.11% 0.09% FTSEオールワールド(除く米国)インデックス
 バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF VWO 0.14% 0.12% FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックス
 バンガード・FTSE・ヨーロッパETF VGK 0.10% 0.09% FTSE欧州先進国オールキャップ・インデックス
 バンガード・FTSE・パシフィックETF VPL 0.10% 0.09% FTSEアジアパシフィック先進国オールキャップ・インデックス
 バンガード・トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)ETF VXUS 0.11% 0.09% FTSEグローバル・オールキャップ(除く米国)インデックス
 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF VT 0.10% 0.09% FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
 バンガード・米国高配当株式ETF VYM 0.08% 0.06% FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックス
 バンガード・米ドル建て新興国政府債券ETFVWOB 0.32% 0.30% ブルームバーグ・バークレイズ米ドル建て新興市場政府債RIC基準インデックス
 バンガード・トータル・インターナショナル債券ETF(米ドルヘッジあり) BNDX 0.11% 0.09% ブルームバーグ・バークレイズ・グローバル総合(米ドル除く)浮動調整RIC基準インデックス(米ドルヘッジベース)
 バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド(インベスターシェアクラス) VWINX 0.22% 0.23% なし


上記のバンガードETF10銘柄は全て経費率が引き下げられています。
特に、バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)や、バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)は、直接購入されている方も多く、経費率引き下げの恩恵をうけておられると思います。


逆にバンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド(インベスターシェアクラス)(VWINX)は経費率が0.22%から0.23%に上がっています。「経費率は運用資産残高や運用コスト、キャッシュフローの変化に応じて変動する」とのことで、運用資産残高の減少などで実際に経費率が上がる一例です。




VT、VWO、VYMに投資している楽天・バンガード・ファンドシリーズのうち6ファンドの信託報酬も引下げ

上の表の中にある、VT、VWO、VYMの3つのETFは、楽天・バンガード・ファンドシリーズの投資対象ETFです。
バンガードETFをファンドオブファンズ形式で買っている楽天・バンガード・ファンドシリーズの信託報酬も自動的に引下げとなっています。

⇒ 楽天・バンガード・ファンドシリーズ バンガードETF経費率引下げに伴い信託報酬低下
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