2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

One DC 先進国株式インデックスファンド 信託報酬0.109%のDC専用ファンドが設定へ

ノートの上の電卓とペン

確定拠出年金(DC)専用の先進国株式インデックスファンドとして信託報酬最安となるOne DC 先進国株式インデックスファンドが2019年4月15日に設定されます。


アウターガイさん、青井ノボルさんの記事で知りました。
AM-OneがDC向け超低コストインデックスファンド「One DC 先進国株式インデックスファンド」を新規設定 | バリュートラスト|価値を生む・未来を託す・投資を歩く

DC専用超低コストファンド「One DC 先進国株式」新規設定へ  | インデックス投資で長期縦走へ




One DC 先進国株式インデックスファンド DC専用の先進国株式インデックスファンドとして2019年4月15日に登場

  One DC 先進国株式 有価証券届出書 | EDINET



信託報酬や決算日など

  • ファンド名: One DC 先進国株式インデックスファンド

  • 購入時手数料: なし(ノーロード)

  • 信託報酬: 年0.109%(税抜)

  • 信託財産留保額: なし

  • ベンチマーク: MSCIコクサイ・インデックス(配当込み)

  • 設定日: 2019年4月15日

  • 決算: 年1回(3月25日)

  • 運用会社: アセットマネジメントOne



信託報酬最安のDC専用の先進国株式インデックスファンド

DC専用の先進国株式インデックスファンドとしては、以下の信託報酬0.16%(税抜)の3ファンドがあります。
(信託報酬0.15%(税抜)のDC専用の先進国株式インデックスファンドもあったような気もしますが、ファンド名を特定できず。)

三井住友・DC外国株式インデックスファンドSについては、私も勤務先の企業型401kにてマッチング拠出含め全力購入中です。
ただ、 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(信託報酬は共に0.109%)が証券会社で購入できるようになってからは、DC専用ファンドの方が信託報酬が高いという逆転現象になっていました。

今回のOne DC 先進国株式インデックスファンドの登場により、ようやくDC専用ファンドと一般で購入できるファンドの信託報酬が同一となりました。
One DC 先進国株式インデックスファンドがDCで購入できる方はうらやましいです。



One DC 先進国株式インデックスファンド たわらノーロード先進国株式と同じマザーファンドにファミリーファンド方式で投資

One DC 先進国株式インデックスファンドは、以下のように、「外国株式パッシブ・ファンド・マザーファンド」にファミリーファンド方式で投資しています。

One DC 先進国株式インデックスファンド


同じアセットマネジメントOneが運用する、たわらノーロード 先進国株式(信託報酬0.20%)もファミリーファンド方式で同じ「外国株式パッシブ・ファンド・マザーファンド」にしており、One DC 先進国株式インデックスファンドはたわらノーロード 先進国株式と同じマザーファンドに投資していながらさらに低コスト版と言えます。

これができるのなら、たわらノーロード 先進国株式も同じ0.109%まで信託報酬を引下げることもできそうですが、なかなか難しい面もあるようです。

One DC 先進国株式インデックスファンドと言うファンド名から、「One DCシリーズ」として今後もファンドが追加されそうな感じですが、アセットマネジメントOneがどうするのか気になります。

というか、企業型401kは決められたラインナップから選ぶしかないので、他のファンドも幅広く選べるようになってほしいとことです。
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