2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

マネックス資産設計ファンド エボリューション はラップ型投信?

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今朝の日経新聞に「マネックス、ネット証券初の「ラップ型投信」」という記事がありました。

インターネット証券初の「ラップ口座」の簡易版の投信と書かれていたので、一瞬だけよくある大手証券会社のぼったくりバランスファンドの販売をマネックス証券も始めるのかなと思ったら違っていました。

以下要約
・投信の名称:「マネックス資産設計ファンド エボリューション」
・投資対象は先進国と新興国の株・債券など。投資効率を優先し日本の株・債券の比重を1割未満にする。
相場が急変時も対応できるメリットがあり、投資に費やせる時間が限られるサラリーマンなど幅広い顧客層の取り込みをめざす。

相場急変時も対応できるとのことで、ある程度不定期に資産配分比率を変更するのかも知れません。
ただ、その場合、過去のエントリ「マネックス資産設計ファンド エボリューション」で取り上げた商品概要にある「資産配分比率の決定にあたっては、イボットソン・アソシエイツ・ジャパンの助言 に基づき決定し、原則として年1回見直しを行う。」という記載と記事の内容が合わなくなります。

[追記]
イボットソンは基本資産配分を助言し、更にDIAMが短期相場観に基づき機動的に配分比率を変更するようです。コメントいただいたじゅん@さん、情報どうもありがとうございました。


また、日本株式、債券の比率を1割未満にするとのことで、従来のマネックス資産設計ファンドより外貨建て比率がずいぶん高くなりそうです。
「マネックス資産設計ファンド エボリューション」の方針が伝わってくる情報だけではよくわからないのでマネックス証券からの説明を待ちたいと思います。
# もちろん、従来のマネックス資産設計ファンドの配分変更説明会も待たれるところです。


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 [2011.05.22追記]
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COMMENTS

4Comments

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じゅん@

こんにちは

有価証券届出書によると、イボットソンは基本資産配分を助言するのですが、更にDIAMが短期相場観に基づき機動的に配分比率を変更して超過リターンを狙うとなっていますね。
従来のマネックス資産設計ファンドとは全く別物なのに、「流行りの新興国が加わって、より良くなりました」と言わんばかりのネーミングはどうかと思います。
http://www.ufocatch.com/dl_pdf.cgi?id=143985

kenz

Re: こんにちは

>じゅん@さん
情報ありがとうございます! すっかり従来のマネックス資産設計ファンドの新興国クラス追加版だと思っていました。
イボットソンが年1回の基本資産配分を助言する他に、DIAMが機動的に配分比率を調整するのですね。ネーミングに騙されて気付きませんでした。なんか従来ファンドよりさらに裏目に出そうな比率調整をする予感がしますが。。

投資素人

こんばんは

マネックス資産設計ファンド エボリューションは私も新興国を追加したものだと思っていました。

相場を追いかける感じのアセットアロケーションはどうなんだろうと感じますね。

  • 2010/05/10 (Mon) 23:01
  • REPLY

kenz

>投資素人さん
そう思いますよね、手法がだいぶ違うようです。国別配分もDIAMが変えるようなので、もはやインデックスではないような。。ネタとしてウオッチするのは面白そうですが。私はあまり興味が持てないです。