2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

ベネズエラの経済破綻・ハイパーインフレに学ぶヒャッハーの対処法

CATEGORY日本破綻
ドアをこじ開けようとする強盗

日本が経済破綻したりハイパーインフレになった場合、略奪が横行する北斗の拳の世界のようなヒャッハーな世界になる可能性があることを以前もお伝えしました。
  日本が破綻すると思うなら海外投資や金投資より格闘技を習うべし

ただ、経済崩壊とハイパーインフレで治安が悪化しているベネズエラでは、強盗しようと思っても盗むもの自体がなく、強盗に必要な銃の弾丸も購入できないという地獄絵図になっているようです。



ベネズエラの経済破綻とハイパーインフレが想像の斜め上の状況に

以下のようにベネズエラは、経済破綻により治安の悪化やハイパーインフレがおき、もはや修羅の国となっているようです。


 ベネズエラ治安がヤバい!メキシコ人も恐れる南米の殺人大国が危険すぎる
 

日本の国土約4倍に住む3千万人の国民のほとんどが今、食物にも事欠くほどの極限状態に追い込まれている。赤子に与えるミルクもなくお米やパスタのとぎ汁を与え、子供は腹を空かせて今日も泣き寝入る。


「危険だとわかっていたのでホテルまでタクシーを利用したが、そのタクシードライバーにすべての身ぐるみを奪われた」



 ベネズエラ、インフレ率44万%に低下 外貨シフト進む | 日本経済新聞

南米ベネズエラの国会は10日、6月のインフレ率が年率44万5482%だったと発表した。インフレ率は1月に記録した268万%をピークに下落傾向にあり、5カ月連続で前月実績を下回った。








経済破綻状況が長く続き、ハイパーインフレ(年44万%とか年268万%と、保有資産が文字通り紙くずになるレベル)がおきると、結局、店頭からも盗むもの自体がなくなってしまい、モヒカンがヒャッハーする時に使う銃の弾丸も入手できないという想像もできない物資の欠乏がおきているとのこと。

ここまで来ると、投資信託や金ETF、物価連動国債を持っていても現金にできませんし、万が一現金にできてもそもそも商品が店にないので買うこともできません。
金の延べ棒を持っていてもヒャッハーされるだけです。



ヒャッハーする際は、銃を使わず、斧のような打撃系の武器を使うべき

斧

やはり、いざ自分がヒャッハーから身を守ったり、(いっそのこと手っ取り早く)自分がヒャッハーになる場合には、銃弾のようなある程度物流が整っていないと入手できないものは使えない可能性があるため、日本破綻やハイパーインフレに備えて買っておくべき実物資産でお伝えした鋤(すき)や鍬(くわ)、斧など打撃系の武器を使用すべきです。

また、防御としては、刃物を持ったヒャッハーから身を守る防刃ジャケットもあると安心できます。

その意味では、飼い葉などが大量に必要な馬や、ガソリンがないと動かないバギーも、銃と同様にいざとなったら使えない可能性が高いです。

投資同様、武器はシンプルで低コストのものを使用するのが基本です。
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