2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド 信託報酬0.088%(税抜)の超低コストファンドが登場

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S&P500をベンチマークとする、SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド(信託報酬0.088%(税抜))が9月26日に設定されます。
外国株式ファンドどころか、国内で購入できる全ファンドの中で信託報酬最安です。



SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド 信託報酬0.088%(税抜)と超低コストのS&P500インデックスファンドが登場

 SBIグループとバンガード 初の共同ブランドファンド「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」募集開始(予定)のお知らせ | SBI証券
 

当ファンドの設定・運用は、SBIアセットマネジメント株式会社が担い、バンガードが運用するS&P500指数のパフォーマンスへの連動を目指すETF「VOO(バンガード・S&P500 ETF)」を投資対象とします。バンガードETF商品の中でも特に高い人気を誇る、このETF・VOOを組み入れた国内籍投資信託の設定は国内初となり、また、信託報酬率も業界最低水準でご提供いたします。



SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド 信託報酬やベンチマークなど

  • ファンド名: SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

  • ベンチマーク: S&P500

  • 購入時手数料: なし(ノーロード)

  • 信託報酬: 年0.088%(税抜)  =(運用管理費用0.058%(税抜)+投資対象であるVOO(バンガード・S&P500 ETF)の経費率0.03%)

  • 信託財産留保額: なし

  • 設定日: 2019年9月26日

  • 決算: 年1回(9月14日)

  • 運用会社: SBIアセットマネジメント

  • 販売会社: SBI証券(2019年9月12日より募集開始)




SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド 国内で購入できるファンドとして信託報酬最安

SBIグループとバンガードの初の共同ブランドとして、9月26日より信託報酬0.088%(税抜)のSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドが登場します。

ファンド自体の運用管理費用(信託報酬)がわずか0.058%(税抜)のため、投資対象のバンガード社のETF(VOO)(信託報酬0.03%)を加えたトータルの信託報酬はたったの0.088%(税抜)です。

これは、現在、国内で購入できるファンドとして信託報酬最安のeMAXIS Slim 先進国株式インデックス(信託報酬0.0999%以内)をも下回る超低コストファンドです。

海外ETFに投資するパッシブファンドは、EXE-iシリーズ楽天・バンガード・ファンドシリーズのように、トラッキングエラーが大きくなりがち(しかもほぼ下方乖離)な場合もあるのが気になります。
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドの運用開始後の、今後のインデックス運用の精度に期待です。

また、SBIグループとバンガードとの共同ブランドファンドということで、S&P500インデックスファンド以外にも、バンガードのETFに投資する、超低コストのインデックスファンドが登場する可能性もあります。



eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の信託報酬引下げの可能性大

「他社ファンドの信託報酬に注意しながら機動的に信託報酬を引き下げることにより、業界最低水準の低コストを目指し続ける」と宣言しているeMAXIS Slimシリーズの中のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(信託報酬0.15%(税抜))は、今回のSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドの登場により、おそらく信託報酬を0.088%(税抜)に引下げてくると予想します。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、ETFに投資するファンドではなくファミリーファンド方式のため、運用もシンプルです。

2015年秋ごろから始まったインデックスファンドの超低コスト競争は未だ続いており、まだまだ信託報酬の低いファンドの登場が期待できそうです。


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 [2019.09.27追記]
 SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド 全ファンドの中で単独最安の信託報酬0.088%で運用開始
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