2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

S&P新興国リートインデックス 国別構成比率の確認(2019年5月末)

CATEGORY新興国REIT
南アフリカ 風景

新興国リート指数であるS&P新興国リートインデックスの国別構成比率を確認します。


S&P新興国リートインデックス 国別構成比率(2019年5月末時点)

 SMT 新興国REITインデックス・オープン 交付目論見書 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント  (PDF)

 SMT 新興国REITインデックス・オープン 月次レポート | 三井住友トラスト・アセットマネジメント  (PDF)


S&P新興国リートインデックス 国別構成比と用途別構成比(2019年5月末時点)

S&P新興国REITインデックス(=S&P新興国REIT指数) は、S&P社の新興国REITとしての銘柄採用基準(浮動株修正時価総額や売買高など)を満たす、6ヶ国の計39銘柄で構成される浮動株調整時価総額加重の新興国REIT指数です。



国別構成比率

S&P新興国REITインデックスの6ヶ国の国別構成比率は以下の通りです。
南アフリカが約54%と半分以上を占め、6ヵ国構成と分散具合も低いです。

 構成国 構成比率
 南アフリカ 54.1%
 メキシコ 23.9%
 タイ 12.1%
 マレーシア 7.7%
 トルコ 1.4%
 サウジアラビア 0.8%


2014年10月時点のS&P新興国リートインデックスは、7ヵ国構成でした。
当時からは、香港とギリシャが抜け、代わりにサウジアラビアが入っています。

S&Pの区分では、香港は先進国扱いとなっており、S&P先進国REIT指数(除く日本)に約2.1%含まれています。
また、ギリシャは新興国に分類されていますが、S&P社の新興国REITとしての銘柄採用基準を満たしていないのか、S&P新興国リートインデックスからは外れています。

サウジアラビアは、S&P区分では、2019年3月より新興国に入っており、S&P新興国リートインデックスにも含まれるようになりました。
 


S&P新興国リートインデックス(配当込み) をベンチマークとする新興国リートインデックスファンド

S&P新興国リートインデックス(配当込み) をベンチマークとする新興国リートインデックスファンドは、eMAXIS新興国リートインデックスと、SMT 新興国REITインデックス・オープン(どちらも信託報酬0.60%)があります。

今となっては、リートインデックスファンドとしては、信託報酬も高く、新興国リートの市場規模も小さいことから特段、投資しなくてもよさそうで、せいぜい、先進国リート、新興国リートに合わせて1本で投資できる<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド(信託報酬0.27%)を利用する程度でよさそうです。
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