2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)  国別、業種別、地域別構成比率のまとめ

CATEGORYACWI
地球と棒グラフ

MSCIエマージング・マーケット・インデックスから3月9日にロシアが除外され、全世界株式指数であるMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)は計48ヶ国構成から47ヶ国構成になっています。

ACWIの国別構成比率や業種別構成比率、日本、先進国、新興国の地域別構成比率の情報を最新版に更新し、新規情報を追加しています。

<記事新規作成日: 2019年11月6日。 最終更新日: 2022年11月11日>


MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス (MSCI-ACWI)

MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス概要

 MSCI ACWI  ファクトシート(英文) (PDF)

The MSCI ACWI captures large and mid cap representation across 23 Developed Markets (DM) and 24 Emerging Markets(EM) countries. With 2,897 constituents, the index covers approximately 85% of the global investable equity opportunity set..



MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI: All Country World Index)は、日本を含む先進国23ヵ国の株式指数であるMSCIワールド・インデックス と、新興国24ヶ国の株式指数であるMSCI エマージング・マーケット・インデックスを合わせた計47ヶ国の(REITを含む)大型・中型株計2897銘柄で構成される全世界株式指数です。(2022年10月31日時点)

各銘柄の指数構成比率は、浮動株調整時価総額比率であり、市場全体の時価総額の約85%をカバーしています。配当利回りは年2.33%です(2022年10月31日時点)

なお、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスがカバーしていない全世界市場全体の下位15%のうち、(最下位1%を除く)14%を全世界小型株式指数であるMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス・スモールキャップがカバーしています。



MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス 日本、先進国、新興国の構成比率

 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 月報 | 三菱UFJ国際投信 


eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の上の月報から、日本、海外先進国、新興国のそれぞれ3つのマザーファンドに5.3%、83.3%、11.0%の比率で投資していることがわかります。(0.4%はコールローン等に投資)2022年9月30日時点)


MSCI-ACWIの位置づけ
 全世界株式 地域 投資国指数 指数比率
MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス (ACWI) 先進国
23ヶ国
日本 MSCIワールド・インデックス  MSCIジャパンインデックス 5.3%
海外先進国
22ヵ国 
MSCIコクサイ・インデックス 83.3%94.3%
新興国24ヶ国 MSCI エマージング・マーケット・インデックス  11.0%
 - フロンティア国28ヶ国 MSCIフロンティア・マーケット・インデックス
 - 投資不可能国13ヶ国 MSCI スタンドアローン・マーケット・インデックス


以前は日本:先進国:新興国 = 1: 8: 1 とざっくり考えてよかったのですが、日本株式比率が5.3%まで下がっており、現時点では、日本:先進国:新興国 = 5 : 85 : 10 に近い比率です。  



MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスの関連指数

関連指数には、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスから日本を除いた以下のMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)があります。

MSCI-ACWI ex Japan
 全世界株式 地域 投資国 指数指数
MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス (ACWI) 先進国
23ヶ国
日本 MSCIジャパンインデックス 
海外先進国
22ヵ国 
MSCIコクサイ・インデックスMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)
新興国24ヶ国 MSCI エマージング・マーケット・インデックス 



また、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスの構成銘柄からMSCI社が規定するESG評価(環境:Environmental、社会:Social、ガバナンス:Governance)が高い企業の株式を抽出し、(アルコール、ギャンブル、たばこ、銃器などに関与している企業を除いたMSCI ACWI ESG Leaders指数もあります。
 関連記事: iFree 全世界株式 ESGリーダーズ・インデックス 初の全世界ESG株式インデックスファンドが登場 



MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス 国別構成比率

国別構成比率は以下の通りです。(2022年10月31日時点)

MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス 国別構成比率 円グラフ

MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスの国別構成比率
 国 構成比率
 アメリカ(米国) 63.03%
 日本 5.22%
 イギリス(英国) 3.70%
 カナダ 3.15%
 フランス 2.78%
 その他42ヶ国 22.13%


アメリカ(米国)が約63%を占めており圧倒的です。
日本もなんだかんだ言われていても5.3%と米国に次ぐ2位につけており、株式の大半を日本株ばかり持つのも、日本株を全く保有しないのもどちらも不自然と思っています。

ちなみに2009年6月末時点では、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスには米国が約42%、日本が約10%組み入れられていました。約13年後に米国は1.5倍比率が増え、日本はほぼ半減しているのを考えると悲しいものがあります。



MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス 業種別構成比率

業種別構成比率は以下の通りです。(2022年10月31日時点)

MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス 業種別構成比率


MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスの業種別構成比率
 業種 構成比率
 情報技術 20.89%
 金融 14.77%
 ヘルスケア 13.23%
 一般消費財・サービス 10.82%
 資本財・サービス 9.83%
 生活必需品 7.56%
 コミュニケーション・サービス6.89%
 エネルギー 5.80%
 素材4.63%
 公益事業 3.03%
 不動産2.53%



アップルやマイクロソフト、エヌビディアなどの情報技術がトップです。業種別の構成比率もその時に伸びていく業種の比率が自然と高くなっていきます。



MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス 組入上位10銘柄の構成比率

組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。(2022年10月31日時点)


 銘柄 国 構成比率
 アップル (Apple) 米国4.55%
 マイクロソフト 米国 3.02%
 アマゾン (Amazon) 米国 1.72%
 テスラ 米国1.10%
 アルファベット A(Google 議決権あり) 米国 1.04%
 アルファベット A(Google 議決権なし) 米国 0.98%
 ユナイテッドヘルス 米国 0.95%
 エクソンモービル 米国 0.86%
 ジョンソンエンドジョンソン(J&J) 米国 0.84%
 バークシャーハザウェイB 米国 0.70%


アップル、マイクロソフト、アマゾン、アルファベット(Googleの親会社)など当然、MSCIコクサイ・インデックスMSCIワールド・インデックス の上位銘柄と同じです。



MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスをベンチマークとするファンドや国内ETF

MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスをベンチマークとするインデックスファンドや国内ETFには以下があります。

 ACWIインデックスファンド ベンチマーク 信託報酬(税抜) 
 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み) 0.104%以内
 Smart-i Select 全世界株式インデックス  MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み)0.104%
 たわらノーロード 全世界株式 MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み)0.120%
 つみたて全世界株式 MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み)0.200%
 全世界株式インデックス・ファンド MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス 0.480%


 ACWI ETF ベンチマーク 信託報酬(税抜) 
 MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559) MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス 0.078%


インデックスファンドとしては、最も低コストでトラッキングエラーも小さいeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の一択です。
MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスは、約30年前の算出開始からの最高値を先日更新したとのことで、概ね時価総額に基づいた国際分散投資をしたい方には、この1本で投資するだけでも十分と思います。

国内ETFとしては、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)と同じマザーファンドに投資するMAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)があります。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)よりも信託報酬が低いですが、分配金を出すことから税金を考えると、長期投資であればeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の方が適しています。
ただ、ETFなので指値で購入、売却できます。そのためにETFの方が良い方には有力候補になります。
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