2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

野村インデックスファンド・国内債券が、投資対象マザーファンドが同一のファンドと併合へ

CATEGORYFunds-i
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野村インデックスファンドFunds-iシリーズの中の国内債券ファンドである野村インデックスファンド・国内債券(Funds-i 国内債券)が、投資対象マザーファンドが同一の別ファンドと併合します。


野村アセットマネジメントが国内初のファンド併合へ

 【プレスリリース】 ファンド併合の実施について | 野村アセットマネジメント (PDF)

 野村アセットが公募株式投信を併合、国内初 金融庁も後押し | ロイター

野村アセットマネジメントは29日、「野村インデックスファンド・国内債券」を存続ファンドとし、「野村ターゲットプライス『日経225』(国内債券運用移行型)」を消滅ファンドとする併合を2020年5月27日付で行うと発表した。公募株式投信の併合は国内初という。



どちらも「国内債券NOMURA-BPI総合マザーファンド」にファミリーファンド方式で投資する、以下2つのインデックスファンドが2020年5月27日に併合します。

  • 野村インデックスファンド・国内債券(信託報酬0.40%) ⇒ 存続

  • 野村ターゲットプライス『日経225』(国内債券運用移行型)(信託報酬0.50%) ⇒ 消滅


信託報酬が低い野村インデックスファンド・国内債券が存続ファンドとなるので、投資家には有利となります。


日本では運用資産が小規模な投信が多く、運用会社内で運用方針や投資対象が類似した商品が存在する事例もあり、「併合」は解消策にもなる。



現2019年11月末時点で、野村インデックスファンド・国内債券は純資産が45.2億円、野村ターゲットプライス『日経225』(国内債券運用移行型)の純資産はわずか0.31億円ですので、両ファンドの併合によりそれほど純資産は増えませんが、効率的な運用という観点では意味があります。

2007年の法改正により、ファンドの併合は可能となっていましたが、公募株式投信としては国内初とのことで、少し驚きました。
投資対象マザーファンドが同一のファンドは数多くあります。

今回の日本初のファンド併合をきっかけに、ファンド併合の流れが一般的になることを期待しています。
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