2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

楽天証券 定率での投資信託取り崩しサービスを開始へ(定額、一定口数も選択可能)

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楽天証券にて、保有している投資信託を定率、定額、口数のいずれかを選択して取り崩し(売却)できるサービスが12月29日より始まります。
特に、定率での投信取り崩しができるようになることが魅力です。


楽天証券 定率での投資信託取り崩しサービスを開始へ

 楽天証券、投信の取り崩しサービス 高齢者向け | 日本経済新聞

楽天証券は29日から、個人投資家が保有している投資信託を毎月取り崩すサービスを始める。想定する利用者は高齢者で、年金生活を補完するため、運用資産の一定比率を受け取れるようにする。主な証券会社では初のサービスとなる。


投信の取り崩しサービスとしては、今まではSBI証券にて毎月や隔月など設定した定額だけ自動売却できる、投資信託定期売却サービスがありました。
  ご参考: インデックスファンドは「配当も生まないし、キャッシュフローもゼロだからダメ」?


指定した投信について売却率を決め、相当する口数を毎月売って現金を受け取る。定率で引き出せば資産価格が低い時は少ない金額になり、資産の目減りを抑制しながら資産寿命を伸ばせる利点がある。


上記にあるように、私を含めて、将来は必要に応じて保有ファンドの定率での取り崩しを想定している方が多いと思いますが、定率で引き出したいと思っても、SBI証券の同サービスは定額での売却のみのため、定率で取り崩したい場合は、自分で比率を計算して金額を指定する必要がありました。
  ご参考: インデックス投資の出口戦略 将来のファンド売却についての考え方

今回、楽天証券が待望の定率での取り崩しはもちろん、SBI証券同様に定額での取り崩し、さらには保有する口数を等分して受け取る仕組みの計3種類の選択ができるサービスを打ち出してきました。
定率での取り崩しの場合、「毎月の取り崩し比率は1%以上とし、0.1%単位で決められる」とのことで、きめ細かい設定ができそうです。

 [2019.12.21追記]
 毎月の取り崩し比率は1%以上から0.1%以上に改善されました。
 楽天証券の投資信託取り崩しサービス 定率での取り崩しは月1%から月0.1%からに改善  

記事では「高齢者向け」となっていますが、もちろん私のようにアーリーリタイアした人も必要に応じて利用できます。

私はメイン証券はSBI証券のため、SBI証券も楽天証券に追随して、(定額だけでなく)定率での投信取り崩しサービスを将来追加してくれることを期待しています。

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 [2019.12.17追記]
 セゾン投信も定口/定額での投資信託の定期売却サービスを開始することを発表しています。
 セゾン投信 定口/定額での投資信託の定期売却サービスを来春開始へ
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