2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

MSCI全世界株指数をベンチマークとする信託報酬0.078%(税抜)の国内ETFが2020年1月に登場

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三菱UFJ国際投信が、MSCI全世界株指数をベンチマークとする信託報酬0.078%(税抜)と超低コストの東証上場のETFを2020年1月に設定します。


MSCI全世界株指数をベンチマークとする国内ETFが信託報酬0.078%(税抜)で2020年1月に登場

 投信運用手数料、下げ拡大 個人の長期投資促す | 日本経済新聞

三菱UFJ国際投信は近く、新興国を含む世界全体の株式に分散投資する「MSCI全世界株指数」に連動する上場投信の設定を当局に届け出る。2020年1月に投入する。運用手数料は年0.0858%(税込み)。100万円の投資で個人の負担額は年858円となる。同社によると、同指数に連動する上場投信としては世界でも最低水準という。





MSCI全世界株指数に連動する国内ETFということから、1本で日本、海外先進国、新興国株式を投資対象とするMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(MSCI-ACWI)をベンチマークとする国内ETFが登場すると思われます。

2014年に参加した東証ETF・ETN意見交換会では、日本を含む世界株式指数に連動させるETFを組成するのは難しいと言ったお話を聞いていました。
 ご参考: 日本を含む世界株式、債券指数ETFの組成は可能か? | 東証ETF・ETN意見交換会


三菱UFJ国際投信と言えば、超低コストのeMAXIS Slimシリーズを運用しており、MSCI-ACWI(配当込み)をベンチマークとするeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(信託報酬0.104%(税抜))があります。

1月に登場する国内ETFは、いわばeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のETF版と言えそうです。
信託報酬は、0.0858%(税込み)とのことから、0.078%(税抜)であり、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)より低いです。

ETFは以前はインデックスファンドより信託報酬が低かったのですが、インデックスファンドの超低コスト化競争により、同じベンチマークではインデックスファンドの方が信託報酬が低いことが多くなっていました。

ここに来て、信託報酬0.078%(税抜)のMSCI-ACWI-ETFが設定されると言うことで、指値で購入したい方などETF派にはうれしいお知らせです。


ただ、ETFは流動性が低いとトラッキングエラーが大きい場合もあり、設定直後に慌てて購入する必要はなく、しばらくは様子見でも良さそうです。

私は、現在のアセットアロケーションと保有全ファンド・ETF一覧でお伝えしたように、今はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のみを購入しており、金額購入できるeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を引き続き購入予定です。


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 [2019.12.23追記]
 三菱UFJ国際投信から正式発表がありました。
 MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559) ACWI-ETFが1月9日に東証上場
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