2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

確定申告e-Tax用のIDとパスワードを税務署で発行してもらいました

CATEGORY確定申告
Tax
確定申告はいままで書類を印刷後に税務署に郵送していました。
今年から始めてe-Tax(ID・パスワード方式)を利用し、ネット上のみで確定申告を行いました。
IDとパスワードは税務署で簡単に発行してもらえたので紹介します。


e-Tax(ID・パスワード方式)を選択

確定申告の税務署への提出方法は以下の3通りがあります。

国税庁 税務署への提出方法
「国税庁 税務署への提出方法の選択」 より


今までは、確定申告は一番右の「印刷して提出」の方法で、パソコン上で書類を作成し、印刷後に税務署に郵送していました。
家にプリンターがないので、コンビニのネットプリントで書類を印刷し郵送していましたが、プリント代や郵送代もかかり、なにより面倒でした。

上の図の左にあるe-Tax(マイナンバーカード方式)は、マイナンバーカードのない私には選択できず、図の真ん中の「e-Tax(ID・パスワード方式)」を利用し、ネット上のみで確定申告を行いました。



10分程度で税務署でIDとパスワードを発行してもらいました

IDとパスワードはマイナンバーカードとICカードリーダーがあれば自宅で発行可能ですが、それがない場合は税務署の方に本人確認の上、発行してもらえるとのことで、税務署に足を運ぶ必要があります。

 ご参考:  確定申告 ID・パスワード方式とは | 国税庁

提出先の税務署でなくても受け付けてもらえるのですが、私の場合は、提出先の税務署が最寄だったので空いてそうな平日に行ってきました。

税務署の入り口には、確定申告での「書類の書き方がわからない人はこちら」、「ID・パスワード発行希望の人はこちら」と言ったように要件に応じて案内がありました。

入り口にあったID・パスワード発行希望者用の申込用紙に自分の名前や住所等を書いて職員さんに見せると、全く並ばずに税務署のパソコンの前を案内され、ID・パスワード発行のための名前や住所、自分で考えたパスワード、連絡用メールアドレス、(パスワードを忘れた際の再パスワード発行用の)秘密の質問・答えなどを入力しました。

入力完了の旨を職員さんに知らせると、本人確認のため免許証を見せるとすぐに、印刷してもらったID(=利用者識別番号)とパスワード(さきほどパソコンで入力したパスワード)の紙を渡され、税務署に入ってからわずか10分程度で終了です。

帰宅後に、確定申告用の国税庁のサイトでさっそくID・パスワードを入力すると無事にログインできました。

確定申告手順も、例年の紙ベースでの入力方法と何も変わらず、一切の確証用書類なしに最後に送信ボタンを押すと瞬時に確定申告が完了しました。



今年の確定申告は新型コロナウイルスの影響で期限が1ヵ月伸び、4月16日までに延長されています。

一度IDとパスワードを発行してもらえれば(マイナンバーカード普及までの暫定処置とのことですが)来年以降もしばらく使えるはずなので、今まで郵送や税務署持参の方もぜひお試しください。
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