2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

PRU海外株式マーケット・パフォーマーが5月15日に繰上償還されました

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古い羅針盤

2001年から運用されている古参の先進国株式インデックスファンド、PRU海外株式マーケット・パフォーマーが2020年5月15日に繰上償還されました。


PRU海外株式マーケット・パフォーマーが繰上償還されました

 「PRU海外株式マーケット・パフォーマー」信託終了(繰上償還)決定のお知らせ | PGIMジャパン (PDF)
 

2020 年5月15日をもって信託を終了することとなりましたのでご案内申し上げます。


 

PRU海外株式マーケット・パフォーマーは、2001年3月から運用されているPRUマーケット・パフォーマーシリーズの1つで、MSCI KOKUSAIインデックスをベンチマークとする先進国株式インデックスファンドでした。

信託報酬が年0.80%(税抜)と今では考えられないほど高コストのインデックスファンドですが、リーマンショック前の低コストインデックスファンド登場前は、数少ない先進国株式インデックスファンドでした。

現在では、はるかに信託報酬の低いeMAXIS Slim 先進国株式インデックス<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(信託報酬0.0930%(税抜))が購入できる時代です。


PRU海外株式マーケット・パフォーマー 設定来の基準価額と純資産の経緯


上の純資産(グラフの水色部分)も2010年ごろから約10年間右肩下がりに減っていき、純資産は最後は20億円を下回って繰上償還となりました。




PRUマーケット・パフォーマーシリーズはPRU海外債券マーケット・パフォーマー1ファンドのみに

PRU海外株式マーケット・パフォーマーを含め、PRUマーケット・パフォーマーシリーズは国内外の株式、債券インデックスファンド4つで構成されていました。

PRU国内株式マーケット・パフォーマーとPRU国内債券マーケット・パフォーマーが2018年3月15日に繰上償還され、海外株式と海外債券の2ファンドのみの運用となっていました。

今回、PRU海外株式マーケット・パフォーマーが繰上償還されたことで、運用はPRU海外債券マーケット・パフォーマー1ファンドのみとなっています。

PRU海外債券マーケット・パフォーマーも信託報酬0.65%と、同じFTSE世界国債インデックス(除く日本)をベンチマークとする先進国債券インデックスファンドの中では信託報酬が高く、他ファンド同様にいつ繰上償還されるかわかりません。

先進国債券インデックスファンドも、今では信託報酬0.14%のeMAXIS Slim 先進国債券インデックスや<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド等があり、わざわざPRU海外債券マーケット・パフォーマーを選ぶ必要はないでしょう。

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 [2021.12.09追記]
 PRU海外債券マーケット・パフォーマーも繰上償還が決定しました。
 PRU海外債券マーケット・パフォーマーの繰上償還が決定
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