2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスも純資産1000億円超により実質信託報酬引下げ

CATEGORYeMAXIS
Quority

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、信託報酬0.093%(税抜)と最安の先進国株式インデックスファンドです。

以前から適用されている純資産500億円超1000億円未満の部分が0.09145%(税抜)の信託報酬であることに加えて、先日6月2日に純資産総額が1000億円を超えたことで、新たに純資産1000億円超の部分が0.0899%(税抜)となる2段階目の受益者還元型信託報酬が適用されました。



eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの純資産が1000億円超となり、2段階目の受益者還元型信託報酬が適用

eMAXIS Slimシリーズは、「他社ファンドの信託報酬に注意しながら機動的に信託報酬を引き下げることにより、業界最低水準の低コストを目指し続ける」インデックスファンドです。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスも、2020年3月17日に信託報酬を年0.0965%(税抜)から現在の年0.0930%(税抜)に引下げ、同じMSCIコクサイ(配当込み)をベンチマークとする先進国株式インデックスファンドとしてはニッセイ外国株式インデックスファンドと並び信託報酬が最安となっています。

ただ、eMAXIS Slimシリーズは、“受益者還元型”の信託報酬を導入しています。
そのため、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスも、以前から適用されている純資産500億円超1000億円未満の部分が0.09145%(税抜)の信託報酬であることに加え、今回純資産総額が1000億円を超えたことで、新たに純資産1000億円超の部分が0.0899%(税抜)となる2段階目の受益者還元型信託報酬が適用されています。
そのため、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、ニッセイ外国株式インデックスファンドよりも(わずかに)信託報酬が低いと言えます。


純資産総額が1000億円超を超えたのは、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に次いで2ファンド目です。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、私もまとまった額を保有しており、受益者還元型信託報酬により実質の信託報酬が下がるのはうれしい限りです。

 ご参考: 現在のアセットアロケーションと保有全ファンド・ETF一覧(2019年12月)


受益者還元型信託報酬が適用されているのは、他に(純資産500億円超になった)eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)もあります。

eMAXIS Slimシリーズには、私がメインに積み立てているeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)もありますが、純資産は現時点でまだ約316億円です。今後まずは純資産が500億円超となり一段目の受益者還元型信託報酬が適用されることにも期待しています。


関連記事

 [20201.05.12追記]
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 純資産が2000億円を突破
関連記事