「ETF投資入門」読書感想
CATEGORY図書
「ETF投資入門 上場投信・徹底活用ガイド」(太田創著)を読みました。
入門とある通り、ETFの仕組みの説明や投資信託の違い(メリット、デメリット)、国内ETF,海外ETFの種類を結構豊富に解説していてわかりやすいです。
また、著者も実践している投資手法として、「ヒラメ戦術+ドルコスト平均法」という章があります。
通常のドルコスト平均(厳密には投資信託での購入ですが)に加え、相場下落時(○○問題とか、○○危機とマスコミが騒いでいる時)に餌が下に降りてくるのを待つヒラメのように追加購入する手法です。
これは、私も行っている手法なのでこの箇所は共感が持てました。
楽天市場のリンクは以下
ETF投資入門
入門とある通り、ETFの仕組みの説明や投資信託の違い(メリット、デメリット)、国内ETF,海外ETFの種類を結構豊富に解説していてわかりやすいです。
また、著者も実践している投資手法として、「ヒラメ戦術+ドルコスト平均法」という章があります。
通常のドルコスト平均(厳密には投資信託での購入ですが)に加え、相場下落時(○○問題とか、○○危機とマスコミが騒いでいる時)に餌が下に降りてくるのを待つヒラメのように追加購入する手法です。
これは、私も行っている手法なのでこの箇所は共感が持てました。
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ETF投資入門
一方「ETFによる国際分散投資ポートフォリオ組成」の章ではどんな例が示されているのか期待しながら見てみると、
・ハイリスクハイリターン型: ラテンアメリカ株式(ILF)+ 南アフリカ株式(EZA)+ 東欧株式(IEER)
・分配金重視型: iシェアーズ・リーマン債券総合ファンド(AGG)
のように、ちっとも分散になっていない事例紹介のみで残念です。
この本は「ETFっていまいちわからない」方への導入編としてはよいと思いますが、最も大事なのは低コストのETFを用いてどんなポートフォリオを組むかという点であり、そこはいろいろなインデックス投資関連のブログを見て理解していくことで補完する必要があります。
これからだとやはり、株式クラスの国際分散投資は以下が本命と考えます。
1680,1681は流動性、乖離率に関して様子見です。
・上場インデックスファンド海外先進国株式(1680)
・上場インデックスファンド海外新興国株式 (1681)
・TOPIX連動型上場投資信託(1306)
[2012.04.23追記]
世界株価指数先物ETF(1680,1681)
・ハイリスクハイリターン型: ラテンアメリカ株式(ILF)+ 南アフリカ株式(EZA)+ 東欧株式(IEER)
・分配金重視型: iシェアーズ・リーマン債券総合ファンド(AGG)
のように、ちっとも分散になっていない事例紹介のみで残念です。
この本は「ETFっていまいちわからない」方への導入編としてはよいと思いますが、最も大事なのは低コストのETFを用いてどんなポートフォリオを組むかという点であり、そこはいろいろなインデックス投資関連のブログを見て理解していくことで補完する必要があります。
これからだとやはり、株式クラスの国際分散投資は以下が本命と考えます。
1680,1681は流動性、乖離率に関して様子見です。
・上場インデックスファンド海外先進国株式(1680)
・上場インデックスファンド海外新興国株式 (1681)
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