2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

TOPIX連動型上場投資信託(1306)が信託報酬引下げ、さらに純資産に応じた段階料率も適用へ

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TOPIX連動型上場投資信託(1306)が9月30日より信託報酬を年0.11%(税抜)から年0.088%以内(税抜)に引下げられます。
さらに純資産に応じた段階料率も適用されるため、現在の純資産の水準ですと信託報酬は年0.068%(税抜)程度にまで下がります。


TOPIX連動型上場投資信託 信託報酬引下げ&純資産に応じた段階料率適用へ

 NEXT FUNDSの名称の統一と信託報酬変更のお知らせ ~日本のETF誕生25周年にあたって~ | 野村アセットマネジメント(PDF)


TOPIX連動型上場投資信託(1306)は2001年7月13日から東証に上場しており、TOPIXをベンチマークとする最もメジャーな日本株式ETFです。
通常の個別株同様に購入できます。

上記プレスリリースにあるように今月2020年9月30日より、信託報酬が現在の年0.11%(税抜)から年0.088%以内(税抜)に引下げられます。

さらに、eMAXIS Slimシリーズのような受益者還元型信託報酬と同様に、以下のような純資産に応じた信託報酬の段階料率も適用されます。

  • 純資産総額5兆円以下の部分:: 年0.088%(税抜)

  • 純資産総額5兆円超10兆円以下の部分:: 年0.06%(税抜)

  • 純資産総額10兆円以上の部分:: 年0.039%(税抜)


ここでのポイントは、TOPIX連動型上場投資信託の純資産は既に12.6兆円を超えており、上記の一番下(純資産10兆円超)の段階料率も適用されることです。
よって、9月30日以降も純資産が今と同じであれば、下表にあるように純資産12兆円の行の信託報酬0.068%(税抜)程度となります。

TOPIX連動型上場投資信託 純資産総額に応じた信託報酬率一覧

詳細は、野村アセットマネジメントの以下記事をご覧ください。
 信託報酬率の段階料率とは?【深掘りETF⑫】 | 野村アセットマネジメント



TOPIX連動型上場投資信託 9月30日よりNEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信に名称変更へ

野村アセットのETFはNEXT FUNDSを冠していますが、それ以前の老舗のETFにはNEXT FUNDSが名称に入っていないため、TOPIX連動型上場投資信託も、NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信に名称変更されます。



TOPIX連動型上場投資信託は私もリーマンショックのころから保有し続けています。
 ご参考: 現在のアセットアロケーションと保有全ファンド・ETF一覧(2020年6月)

ホールドし続けているファンドやETFの信託報酬が下がるのは、ダイレクトにその分リターンが良くなるため大歓迎です。

SBI証券や楽天証券など主要ネット証券ではTOPIX連動型上場投資信託(1306)含む国内ETFの取引手数料は無料ですし、ETFの購入も簡単です。
さらに純資産が増えて実質的な信託報酬もさらに下がることを期待しています。


関連記事

 [2021.01.05追記]
 2020年12月末時点で、信託報酬は0.063%(税抜)まで下がりました。
 NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信(1306) 純資産14兆円超により信託報酬は0.063%に低下
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