マーケットが好調な今、リスクを取り過ぎていないかリスク資産比率の確認を
CATEGORYインデックス投資

世界的な株高でMoney Forwardの資産総額がえらいことになってる。リスク資産比率が増えているので目標比率に合わせ一部を売却予定。
— ケンズ (kenz 投資ブロガー ) (@kenz08) December 4, 2020
ツイッターでつぶやいたら、いいねを多めにいただいたので補足します。
自分がリスクを取り過ぎていないか確認するチャンス
日本やアメリカの株価指数が過去最高値を更新している中、資産総額が過去最高となっている方も多いと思います。
私もマネーフォワードで確認したところ、資産額は過去最高ととなっています。
好調なマーケットの影響で、ツイッターでも楽観的なツイートが増えている中、ついついいつもよりファンドを追加購入したくなりますが、資産全体に占めるリスク資産比率が想定以上に膨らんで個人のリスク許容度を超えたリスクを取ってしまっている可能性があります。
つい目先のリターンにばかり目がいきがちですが、リスクのチェックが最優先です。
今年の4月ごろのコロナショックのような下落幅でも平気でいられるかどうか、自分がリスクを取り過ぎていないか確認するチャンスです。
私も確認したところ、目標とするリスク資産:無リスク資産比率(4:6)よりもリスク資産比率が高くなっているため、(利益確定により税金がかかってしまうのは痛いのですが)リバランスとしていくらかファンドを売却してリスク資産比率を下げるつもりでいます。
市場が悲観的な時は含み損があったりして売却はいざとなると難しいです。
過去にも何度も同じようなことを言っていますが、マーケットが好調な今こそ、リスクを取り過ぎていないか今のうちに資産配分比率を確認しておきましょう。
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