2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

野村インデックスファンド・先進国ESG株式が信託報酬0.27%(税抜)で登場

CATEGORYFunds-i
ESG選定基準

野村インデックスファンド・先進国ESG株式(愛称:Funds-i 先進国ESG株式)が、野村インデックスファンド Funds-iシリーズに追加されました。

Funds-iシリーズとしては信託報酬が年0.27%(税抜)と低く、純資産増大で信託報酬が実質的に引き下がる仕組みになっています。



野村インデックスファンド・先進国ESG株式(Funds-i 先進国ESG株式)が1月21日に新規設定

 野村インデックスファンド・先進国ESG株式(愛称:Funds-i 先進国ESG株式) | 野村アセットマネジメント


  • ファンド名: 野村インデックスファンド・先進国ESG株式(愛称:Funds-i 先進国ESG株式)

  • 購入時手数料: 2.2%以内ですが、SBI証券ではなし(ノーロード)

  • 信託報酬: 年0.27%(税抜) 。純資産500億円以上1000億円未満部分は年0.25%。1000億円以上の部分は年0.23%

  • 信託財産留保額: 0.3%

  • 設定日: 2021年1月21日

  • 決算: 年1回(5月27日)

  • ベンチマーク: FTSE4Good Developed 100 Index

  • マザーファンド: 「野村グローバル SRI 100 マザーファンド」(2021年2月25日に 「先進国 ESG 株式インデックスマザーファンド」に名称変更予定

  • 運用会社: 野村アセットマネジメント

  • 販売会社: 現時点はSBI証券1社のみ



FTSE4Good Developed 100 Indexとは

ベンチマークは、FTSE4Good Developed 100 Indexとのことで、交付目論見書に以下記載がありました。

FTSE4Good Developed 100 Indexは、FTSE4Good Indexシリーズの⼀指数であり、世界の先進国における企業で、ESG選定基準によってスクリーニングされた時価総額上位約100社によって構成されています。


ESG選定基準

FTSE4Good Developed 100 Indexは、FTSE社が算出する先進国株式指数であるFTSE Developed Indexから、タバコ、兵器、武器システムの会社などを上のESG選択基準によってスクリーニングした時価総額上位約100社から構成されています。



Funds-iシリーズとしては年0.27%と低い信託報酬 &初の受益者還元型信託報酬導入

野村インデックスファンド Funds-iシリーズとしては、信託報酬が年0.27%(税抜)と、野村インデックスファンド・外国株式(信託報酬0.55%)、 野村インデックスファンド・米国株式配当貴族(信託報酬0.50%)と比べ約半分の信託報酬です。

また、野村インデックスファンド・先進国ESG株式は他の Funds-iシリーズと違って、純資産総額が500億円以上、1000億円以上部分は信託報酬が下がるようになっています。
eMAXISシリーズと全く同じ受益者還元型信託報酬を導入しており、信託報酬も従来の約半分の水準にしていることから超低コストインデックスシリーズのeMAXIS Slimシリーズを意識しているものと思われます。

私自身はより広い地域の多くの銘柄に分散投資したいのでESG観点から銘柄を絞り込んだ指数はあまり好きではありません。
ただ、ESG関連の銘柄に投資したいのであれば、(ベンチマークはMSCI-KOKUSAI ESGリーダーズ指数(配当込み)と異なりますが)Smart-i 先進国株式ESGインデックス(信託報酬0.26%)と共に検討対象となると思います。
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