2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

信託報酬単独最安のPayPay投信 日経225インデックス、PayPay投信 NYダウインデックスが新規設定へ

CATEGORYPayPay投信
DOW JONES

信託報酬単独最安のPayPay投信 日経225インデックス(信託報酬0.13%(税抜))、PayPay投信 NYダウインデックス(信託報酬0.18%(税抜))の2つのインデックスファンドが2021年3月8日より登場します。

既に水瀬ケンイチさんも記事にされています。
 PayPayアセットマネジメント、日経225とNYダウのコスト最安インデックスファンドを新規設定すると発表!  | 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)



PayPay投信 日経225インデックス、PayPay投信 NYダウインデックス 信託報酬が単独最安のファンドが3月8日に登場

 業界最低水準の運用コストを目指す「PayPay投信インデックスファンドシリーズ」3月8日(月)より運用開始(予定) | アストマックス投信投資顧問 (PDF) ⇒リンク切れ

当社は、新ファンド「PayPay投信 日経225インデックス」および「PayPay投信 NYダウインデックス」の有価証券届出書を本日、関東財務局長宛に提出いたしました。両ファンドは、このたび当社が新たに立ち上げる「PayPay投信インデックスファンドシリーズ」第1弾であり、業界最低水準の運用コストを目指しております。



 PayPayアセットマネジメント誕生、信託報酬が最低水準のインデックスファンド設定 | モーニングスター

PayPayアセットマネジメントは3月8日付けで、現在のアストマックス投信投資顧問から社名変更して営業を開始するが、その社名変更日に合わせて設定するファンド群が2月19日に明らかになった。日経平均株価とNYダウに連動するインデックスファンドで、信託報酬率は既存のインデックスファンドの手数料率水準から一段低い水準に設定した。「PayPay投信インデックスファンドシリーズ」第1弾と位置付け、業界最低水準の運用コストを目指すとしている。



アストマックス投信投資顧問(3月8日よりPayPayアセットマネジメントに名称変更)より、業界最低水準の運用コストを目指すPayPay投信インデックスファンドシリーズを新規に立ち上げるとのこと。
当初販売会社は、SBI証券とジャパンネット銀行とのことです。

そのPayPay投信インデックスファンドシリーズ第1弾として、信託報酬単独最安のPayPay投信 日経225インデックス(信託報酬0.13%(税抜))とPayPay投信 NYダウインデックス(信託報酬0.18%(税抜))の2ファンドが3月8日より登場します。

PayPay投信インデックスファンドシリーズ ベンチマークと信託報酬
 ファンド ベンチマーク 信託報酬(税抜) コメント
 PayPay投信 日経225インデックス日経平均トータルリターン・インデックス 0.13%  eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド 、iFree 日経225インデックス(信託報酬0.140%を下回り、信託報酬単独最安。
 PayPay投信 NYダウインデックスダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価(配当込み) 0.18% NZAM・ベータ NYダウ30(信託報酬0.21%)を下回り、信託報酬単独最安。


「業界最低水準の運用コストを目指す」と言うだけあって、2つのファンドとも既存ファンドより信託報酬が低く設定されています。

ただ、「業界最低水準の運用コストを目指す」のはeMAXIS Slimシリーズと同じフレーズであり、eMAXIS Slimシリーズはそれに加えて「他社ファンドの信託報酬に注意しながら機動的に信託報酬を引き下げることにより、業界最低水準の低コストをめざす」としています。

このままでは、eMAXIS SlimシリーズにあるeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)は、信託報酬を現在の信託報酬0.14%から0.13%に引下げてくることが容易に推測できます。
その時、PayPay投信 日経225インデックスの信託報酬をさらに下げるのかどうかに注目です。

また、今回の2ファンドは「PayPay投信インデックスファンドシリーズ」第1弾ということで、今後、PayPay投信 先進国株式インデックスやPayPay投信 新興国株式インデックスのような他の資産クラスのインデックスファンドが登場するかにも注目です。

ところで、アストマックス投信投資顧問って、以前は先物を使ったファンドとかちょっと風変わりなファンドを運用してるイメージでしたが、三菱UFJ国際投信など大手運用会社のように、純資産が大きいマザーファンドとか運用してるんでしたっけ?と思ったりしています。。

[2021.02.22追記]
アストマックス投信投資顧問(PayPay証券)の取り扱い純資産総額はやはり大手に比べて圧倒的に少ないです。
河童さんより情報いただきました。
 

さらに、PayPay投信 日経225インデックス、PayPay投信 NYダウインデックス共に、現物株運用のマザーファンドを新規設定するとのことです。
純資産が小さいマザーファンドだとインデックス運用にコストがかかりがちで、どこまでeMAXS Slimシリーズと張り合えるかという懸念があります。



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 [2021.03.10追記]
 運用が開始されました。
 PayPay投信インデックスファンドシリーズ 計2ファンドの信託報酬とベンチマークまとめ(2021年3月)
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