2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

国内公募の株式インデックスファンドの純資産比率が20%近くにまで上昇

金融データと虫メガネ

国内の追加型株式投資信託でインデックスファンドの純資産総額が初めて15兆円を超え、全体に占めるインデックスファンドの比率も20%に近づいているとのことです。



国内の株式型投信でのインデックスファンド比率が20%近くまで上昇

 インデックス型投信の純資産総額、15兆円突破 | 日本経済新聞
 

国内公募の追加型株式投資信託で、日経平均株価や米S&P500種株価指数などの指数に連動する投資成果を目指すインデックス型の純資産総額(残高)が伸びている。2021年5月末に初めて15兆円を突破した(ETF=上場投資信託を除く、図表1)。対面販売の主力であるアクティブ型(積極運用型)とは依然として大きな開きがあるが、全体に占めるシェアは20%に迫りつつある。



インデックス型とアクティブ型の純資産総額とシェアの推移

上の図はインデックス型とアクティブ型の純資産総額とシェアの推移です。
インデックス型のシェアは、2021年5月末に20%近くまで上がってきているのがわかります。
(アクティブファンド比率はまだ80%以上あります。)

日本、米国、欧州のパッシブファンド比率の推移 日本をトップに各地域とも上昇中の記事では、日本でのパッシブファンドの比率は約55%と思ったより高かったのですが、ETFも含めた比率でした。

上の図にあるように、ETFを除くインデックスファンドの比率は20%に届いておらず、まだ80%以上はアクティブファンドが占めています。
個人的には、インデックスファンド比率が全体の20%弱なのはイメージしている感覚とほぼ同じです。
図にあるように、2011年頃はインデックスファンド比率は10%もなかったので、急激ではないにしろ、少しづつ右肩上がりで比率が上がっていくのだろうなと思っています。



また、インデックスファンドの純資産総額ランキングも載っていて、1位は当然eMAXIS Slim米国株式(S&P500)です。
他にも、3位に<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド、6位に eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、10位にeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)など、インデックスファンドの純資産総額上位にはeMAXIS Slimシリーズを中心に超低コストのインデックスファンドが並びます。

昔と違って、インデックスファンドの超低コスト化が進み、ネット証券ではファンドがノーロードは当たり前でさらに100円から購入できる時代です。
インデックスファンドの純資産総額がこれからも少しづつ上がっていくことを期待しています。


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 [2022.06.25追記]
 1年でインデックス型ファンドの純資産比率は5%上がり、25%近くになっています。
 国内の株式投信に占めるインデックスファンドの純資産比率が25%近くと1年で+5%上昇
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