2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

野村インデックスファンド Funds-iシリーズ 合計の純資産総額がようやく1500億円超に

CATEGORYFunds-i
ノートパソコンとグラフ画面

野村アセットマネジメントが運用するインデックスファンドシリーズである野村インデックスファンド Funds-iシリーズ計26本合計の純資産総額が2021年5月26日に1500億円を超えたとのことです。


Funds-iシリーズ計26本合計の純資産総額が1500億円超に

 「Funds-i ファンズアイ」の純資産総額が1500億円を突破 | 野村アセットマネジメント (PDF)

「Funds-i」シリーズ26ファンド合計の純資産総額が1,500億円を突破しました。



Funds-iシリーズの純資産総額の推移

上のグラフが、2010年11月から約10年6ヵ月のFunds-iシリーズの純資産総額の推移のグラフです。
2021年5月24日時点で26ファンド合計の純資産総額は約1521億円となっています。



信託報酬が高いままなので純資産総額も少ないまま

Funds-iシリーズは、以下計26本のインデックスファンドで構成されています。

  • 基本資産クラスのインデックスファンドを揃えたFunds-iシリーズ17本

  • 米国高配当株式や米国ハイイールド債券に特化して投資するFunds-i フォーカスシリーズ4本

  • 11個の資産クラスに投資するバランス型インデックスファンドであるインデックス・ブレンド(My Funds-i) シリーズ5本


Funds-iシリーズは設定された当初は、SMTインデックスシリーズ(旧STAMインデックスシリーズ)等と並び低コストのインデックスシリーズとして注目されていました。

私も新興国株式への投資は、2013年からFunds-i 新興国株式(信託報酬0.60%(税抜)を積み立てていました。
ただ、今でははるかに低コストのeMAXIS Slim 新興国株式インデックス(信託報酬0.17%(税抜))や、新興国株式含むeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(信託報酬0.104%(税抜))がある中、未だにFunds-i 新興国株式を(追加購入せず)そのまま保有しています。(含み益が大きすぎて税金を考えると売却しづらくなっているためです。)

 ご参考: 現在のアセットアロケーションと保有全ファンド・ETF一覧(2021年1月) 

Funds-iシリーズは、後発の超低コストのeMAXS Slimシリーズニッセイインデックスファンド<購入・換金手数料なし>シリーズの信託報酬引下げ競争に加わらなかったため、最近は全く話題に上がらなくなっています。

全ファンド合計の純資産総額が1,500億円に達したと言っても、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のみの純資産総額は5000億円超だったり、ニッセイ外国株式インデックスファンドのみの純資産が3000億円超であることを考えると、規模はかなり小さいままです。

信託報酬を思い切って引き下げるなど何かしない限り、今後も忘れられた存在のままになりそうです。
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