FIREをめざすよりもFIREを選択できるようにFIをめざすべき、ただし体を壊さない範囲で
CATEGORYアーリーリタイア

世界的に株式市場が好調ということもあり、FIRE(Financial Independence, Retire Early)についての話題を見かけることが多くなり、20代からFIREをめざすなど威勢のいい言葉も見かけることが増えました。
私も2019年にRE(アーリーリタイア)しており、FIREについて思っていることを書いてみます。
FIREをめざす必要はないけれど、FIREも選択できるようにFIはめざしておくべき
FIREは、FI(経済的独立)とRE(アーリーリタイア)に分けられます。
若くしてFIREをめざす必要はないけれど、FIREも将来選択できるようにFIをめざすのは意味があると思います。
ただ、自分が望まなくても、健康や家族の問題その他もろもろの理由でREせざるを得ない状況になることもあり得ます。
その時の備えとして、または人生の将来の選択肢を増やすためにもお金は必要です。
私も、リスク資産運用はインデックス投資だけで40代後半でアーリーリタイアしましたでお伝えしたように、勤務先の高ストレスの業務で体を壊したこともあってREしました。
アーリーリタイアしてから風邪ひかなくなったのが一番の驚き。それまでどんだけ睡眠不足&ストレス&長い満員電車滞在時間だったことか。
— ケンズ (kenz 投資ブロガー ) (@kenz08) July 11, 2021
なので、FIに向けて継続できる限り長く本業を頑張り、給与の一部を投資資金に使って資産運用していき、REは選択肢の一つとして選べるようにしておくべきと思っています。
ご参考: なぜ資産運用をしているのですか?と聞かれてお答えしていること
つらい仕事を頑張り過ぎてREする前に体を壊しては意味なし
ただ、FIをめざすあまり、不向きな業務や長時間労働をあまりにも頑張り過ぎると一番の資本である体を壊す危険があります。
私自身がやらかしたので、皆さんには体を壊してほしくないです。
「REなんて必要ない、私はずっと働いて給料を受け取っていく」と思っている方はとても運のよい環境にいると思います。
私も退職する一つ前の部署ではそう思ってました。
ただ、サラリーマンの場合は、社内の異動や転勤で全く畑違いの未経験の業務にいきなり放り込まれて理不尽な目に合うリスクはあり、それまで自分が得意とする仕事のノウハウが活かせないこともあります。
体を壊してからREできても体は元に戻りませんので、(私の場合は勤務先の早期退職制度の割増退職金がたまたまタイミングよくもらえたとはいえ)、体を壊す前にREするかどうか決めるべきかと思います。
とはいえ、REできるかどうかは、住んでいる地域、収入と支出のバランス、家族構成、家の状況(持ち家か借家か、持ち家の場合のローン有無)など多くのパラメータで変わるので、結局、どこかで決断するしかないのが難しいところです。
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[2022.05.21追記]
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