2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

日本株式インデックス TOPIXと日経平均の指数の特徴(3)

CATEGORY日本株式
TOPIXの構成銘柄についてのエントリ日本株式インデックス TOPIXと日経平均の指数の特徴(2)の続きです。

今回は日経平均の組入銘柄を見てみます。

野村NEXT FUNDS にある日経225連動型上場投資信託(1321)の全組入銘柄情報
と5月31日時点での225社全社の日経平均内の配分が載っています。
一番右の純資産比率が各銘柄の割合を示しています。

1位 ファーストリテイリング 5.21%
2位 ファナック 3.91%
3位 京セラ 3.23%
4位 ソフトバンク 2.67%
5位 キヤノン 2.29%
...
...
225位 双日 0.006%


TOPIXと異なり225社と東証一部企業全体の1/8ほどしか網羅されておらず分散度合いが薄いのと、TOPIXと異なり時価総額比でなく単純に株数を一定の持つ場合の指数なので、企業規模と無関係に銘柄割合が決まります。

1位はファーストリテイリングが5%超です。
日本全体の資本の代表がユニクロになるのはどう考えても違和感があります。
(企業規模ではなく株価の高い企業の値動きが日経平均に影響を与えるという問題もあり)
また、日経平均は定期的に銘柄入替があり、新規に採用される銘柄の株価が証券会社等に先に買い上げられ、割高な状態で指数に組み込まれる点も注意する必要があります。

日本株式クラスについては、単にTOPIXより日経平均の方がメジャーだからという理由で投資対象にするのではなく、TOPIXと日経平均の違いを理解したうえで、どちらに投資するか決める必要があると考えています。


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 日本株式インデックス TOPIXと日経平均の指数の特徴(2)

 [2011.02.12追加]
 意外と知らないTOPIXと日経平均の違い
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