2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

GPIFは中国国債を投資対象にせず、外債のベンチマークも中国を除く指数を使用すると発表

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中国のパンダ

FTSE世界国債インデックス(WGBI)に中国国債が10月末から組入れられますが、GPIFは中国国債を当面投資対象にしないことを発表しました。


GPIFは中国国債を外国債券の投資対象からはずす方針

 GPIF、中国国債を当面投資対象にしない方針-リスク考慮 | ブルームバーグ

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、中国の人民元建て国債を当面投資対象としない方針を固めた。企画部企画課長の長岡紘史氏が29日、ブルームバーグに明らかにした。中国と日本を除いた世界国債インデックス(WGBI)をベンチマークとして使用する方針という。


また、宮園雅敬理事長は国際決済システムや流動性の面で「ポートフォリオ運営上のリスクが大きい」とし、パッシブ運用のマネジャー・ベンチマークからも除く考えを示していた。




FTSE世界国債インデックスとFTSE世界国債インデックス(除く日本)

FTSE世界国債インデックス(World Government Bond Index (WGBI))は、FTSE Fixed Income LLCが算出・公表している、日本含む先進国を中心とした主要国21ヶ国の現地通貨建ての債券指数です。

FTSE世界国債インデックスから日本国債を除いた、FTSE世界国債インデックス(除く日本)は外国債券クラスの代表的なベンチマークであり、eMAXIS Slim 先進国債券インデックスなど先進国債券インデックスファンドのベンチマークとして利用されています。
(先進国債券と言っても、マレーシアやメキシコなど新興国の国債も比率は低いですが含まれています。)

そのFTSE世界国債インデックス(WGBI)に中国国債が10月末から組入れられますが、GPIFは中国の人民元建ての中国国債を当面投資対象にしないと発表しました。



GPIFは中国と日本を除いた世界国債インデックスをベンチマークとして使用することに

GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の現在の基本ポートフォリオは、以下の通りです。

資産クラス基本配分比率
(()内は乖離許容幅) 
ベンチマーク
 旧配分新配分(2020年4月1日以降)
 国内債券35%(±10%)25%(±7%)(±11%) NOMURA-BPI(除くABS)
 外国債券 15%(±4%)25%(±6%) FTSE世界国債インデックス(除く日本)
 国内株式 25%(±9%) 25%(±8%)(±11%) TOPIX(配当)込み
 外国株式25%(±8%)25%(±7%) MSCI ACWI(除く日本)(配当込み)


 参考: GPIFの基本ポートフォリオ変更が正式に発表されました

基本ポートフォリオは、国内債券(短期資産や為替ヘッジ付きの外国債券を含む)、国内株式、外国債券、外国株式は25%ずつの均等配分です。
その中の外国債券クラスのベンチマークはFTSE世界国債インデックス(除く日本)ですが、リスクが大きいことから中国国債に投資しない方針のため、ここは「中国と日本を除いた世界国債インデックス」つまり、FTSE世界国債インデックス(除く日本と中国)をベンチマークとすることになります。

個人だと中国国債には投資したくないと思っても、FTSE世界国債インデックス(除く日本と中国)をベンチマークとする新規の外国債券ファンドやETFが登場しない限り難しいですが、GPIFが中国国債に投資しないのは個人的にはありな判断と思います。


参考記事:
私は現在、外国債券には投資していません。詳細は以下になります。
 外国債券に投資していない理由3つをまとめてみました
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