2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

ギリシャの火の作り方をギリシャ人に聞いてみました

CATEGORY投資以外
アラブ海軍に対して使用されたギリシア火薬

ギリシャの火は、古代の東ローマ帝国にて使用された焼夷兵器ですが、材料や製法がわからない謎の兵器です。
前職勤務時、ギリシャ人の同僚に「ギリシャの火」を知っているか聞いてみました。


ギリシャ人にギリシャの火について聞いてみました

ギリシャの火(ギリシャ火薬、Greek Fire)は、古代の東ローマ帝国が海戦にて使用した火炎放射器のような兵器です。
ただ、「水をかけるとさらに燃える」などただの火炎放射器ではなく、現代でも材料や製法が謎となっています。

 ご参考: ギリシャの火に学ぶ徹底した分散投資の有効性


同僚に日本語が話せるギリシャ人(以後Aさん)がいたので、地元のギリシャではギリシャの火について材料や製法についての仮説を何か聞いていないか質問してみました。

私: 「仕事と関係ないけど、ギリシャの火って知ってる?」
Aさん: 「ギリシャの火?」
私: 「Greek Fire」
Aさん: 「!?」
私: 「これこれ(英語版のWikipediaページと、上の画像を指差す)」
Aさん: 「! なんで日本人なのに知ってるんですか?wwwwww」
私:: 「材料や作り方がロストテクノロジーになってしまっているんだけど、ギリシャの火についてギリシャでは学習したり、作り方の仮説を聞いたことがあれば教えてほしい。」
Aさん: 「ギリシャの歴史の授業、ギリシャの火の話出てきましたが、学校の先生は「製法はわかりません」とだけ話して次に進んでしまいました。」
私: 「そっか、残念。ギリシャの授業でも詳しくは学習しないのですね。」
Aさん: 「ギリシャでは歴史の授業はローマ帝国の時代なども含むので、テスト範囲がやたら広く、暗記することもたくさんあるので歴史の科目は苦手な人が多いです。」

とのこと。
たしかにローマ帝国のことまで自国の歴史として学習するのでれば、日本でいう「世界史」よりも範囲広そうで大変そうです。

検索してもギリシャの火についての材料、製法とも出て来ず、記録も残っていないのでほんとに情報がないようです。
ギリシャの人なら何か知っているかもと思ったのですが、残念ながらやはり謎のままでした。
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