2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

MSCI指数に含まれるREIT比率を調べてみました

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REIT

代表的な株式指数であるMSCI指数には株式だけでなく、REIT(不動産投資信託)も含まれています。
MSCIジャパンインデックス、 MSCIコクサイ・インデックス、MSCIエマージング・マーケット・インデックスの各指数に占めるREIT比率を調べました。



MSCI指数に含まれるREIT比率まとめ

MSCIジャパンインデックス、 MSCIコクサイ・インデックス、MSCIエマージング・マーケット・インデックスの各指数に占めるREIT比率は以下の通りです。

 インデックスマザーファンド ベンチマーク REIT構成比率
 日本株式 MSCIジャパンインデックス(配当込み) 1.4%(9銘柄)
 外国株式 MSCIコクサイ・インデックス(配当込み) 2.4%(65銘柄)
 新興国株式 MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み) 0.1%(4銘柄)

出典: eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の運用報告書(全体版)から上の表を作成



日本株式( MSCIジャパンインデックス)

msci-japan-index-reit.jpg

上のREIT9銘柄で構成される計1.4%が含まれています。



外国株式( MSCIコクサイ・インデックス)

msci-kokusai-index-reit.jpg

海外リート計65銘柄の計2.4%が含まれています。



新興国株式( MSCIエマージング・マーケット・インデックス)

msci-emerging-index-reit.jpg

メキシコREIT1銘柄、南アフリカREIT3銘柄の合わせて4銘柄が計0.1%含まれています。



REIT市場は株式市場より規模がかなり小さいのでREIT偏重には注意

MSCI指数は浮動株調整時価総額比率で各銘柄の構成比率(ウェイト)が決められています。
REIT市場は株式市場に比べてまだ小さく、日本株式市場の1.4%、先進国株式市場の2.4%、新興国株式市場の0.1%ほどにすぎません。
(補足: 日本株式指数であるTOPIXや日経平均にはREITは含まれていません。)

REITは好きな資産クラスなので、以前は国内外のREITインデックスファンドを保有していました。
MSCI指数にREITも含まれていることと、REITの市場規模が小さいことから、現在はREITインデックスファンドは保有していません。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに購入しているだけで、全世界のREITを含む株式に国際分散投資できることにしっくり来ています。

例えばバランスファンドにも株式クラスとREITクラス両方に投資しているものがありますので、思っている以上にREITに多く投資しすぎていないか確認したうえで、アセットアロケーションを考えた方が良さそうです。
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