2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット) 投資比率見直しで日本比率が5%に低下

CATEGORYニッセイ
地球と円グラフの分析

<購入・換金手数料なし>ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)は、名目GDP比率に合わせて日本株式、先進国株式、新興国株式に投資する全世界株式インデックスファンドです。

基本投資割合が2021年11月に変更され、日本株式比率が6%から5%に引下げられました。


ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット) 11月の基本投資割合の見直しで日本株式比率が低下

 <購入・換金手数料なし>ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット) 基本投資割合の見直しについて | ニッセイアセットマネジメント (PDF)

当ファンドは、国内株式、先進国株式(除く日本)、新興国株式への基本投資割合を、名目GDP(国内総生産)総額の比率に基づき決定します。原則として年1回基本投資割合の見直しを行いますが、この度、以下の通り基本投資割合の変更を行いましたのでお知らせ致します。



ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット) 2021年11月 基本投資割合の変更


ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)は、超低コストのインデックスファンドシリーズであるニッセイインデックスファンド<購入・換金手数料なし>シリーズの1つで、信託報酬はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)と並び年0.104%(税抜)と超低コストです。

年1回(11月)にIMFのデータをもとに基本投資割合の見直しが行われており、今回は日本株式6%、先進国株式53%、新興国株式41%から、日本株式5%、先進国株式54%、新興国株式41%に変更されました。

1年前のニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)の投資比率見直しでは、新興国比率を41%と+1%上げ、先進国比率を53%と-1%下げていました。
今回は先進国比率を54%と+1%上げ、日本比率が5%と-1%下がりました。

同じ1%の下げでも、元は54%あったものが1%下がるのと、6%しかないものが1%下がるのでは影響度合いが異なります。

日本株式、先進国株式、新興国株式に(浮動株調整)時価総額比率で投資するeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)と比べて、ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)は新興国株式比率が3倍以上あり、かなり新興国の今後の成長を予想した基本投資割合になっています。

日本株式比率は、2つのファンドとも5%程度しかなく、世界の中で存在感が薄くなってきているのが少し悲しいところです。


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 [2022.12.26追記]
基本投資割合が2022年11月に変更され、日本株式比率が5%から4%とさらに引下げられました。
 ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット) 投資比率見直しで日本比率が4%にまで低下
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