2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

三菱UFJが店頭販売のインデックスファンド約20本の信託報酬を引下げへ

COST DOWN

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、店頭販売のインデックスファンド約20本の信託報酬を国内資産は0.50%(税抜)、海外資産は0.75%(税抜)に引下げるとのことです。


MUFGが店頭販売のインデックスファンド約20本の信託報酬を引下げへ

 三菱UFJ、投信手数料一律引き下げ 複雑な体系を解消 | 日本経済新聞

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は年内にも、店頭で販売するインデックス型投資信託の手数料を一斉に引き下げる。株や債券など資産の種類にかかわらず、国内資産は運用残高の0.5%、海外資産は0.75%に統一。資産形成の入り口商品としてわかりやすさを優先する。


銀行や証券会社の支店など対面で販売するインデックス投信約20本が対象になる。インターネット専用で売られている投信の手数料は据え置き、店頭商品はすべて値下げする。値下げ幅は0.02~1.05ポイントだ。



MUFGは対面で販売するインデックスファンド約20本を株式、債券、リート(REIT)などの投資対象に関係なく、国内資産は0.50%(税抜)、海外資産は0.75%(税抜)に引下げるとのことです。(インターネット専用ファンドの信託報酬は据え置き)

信託報酬引下げの理由は、同じ資産クラスのインデックスファンドでもファンド毎に信託報酬が異なる「一物多価」の解消とのこと。
既にアセットマネジメントOneが高コストの日経平均インデックスファンドの信託報酬を0.50%(税抜)に統一したことに続いて、MUFGは「株式だけでなく債券なども含めた運用資産のインデックス投信に広げた。」とのこと。

とは言え、信託報酬が引下げられても国内資産は0.50%(税抜)、海外資産は0.75%(税抜)のインデックスファンドでは、インターネットで購入できる超低コストインデックスファンドのeMAXIS Slimシリーズニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズと比べると店頭販売で手間がかかる分がコストとして載っているとはいえあまりにも信託報酬差が大きいです。

それにしても気になるのが、記事内にインデックスファンドは「投資初心者でも買いやすい」とか「資産形成の入り口商品」といった文章が出てくること。

インデックスファンドは初心者向けでも入り口商品でもなく、初心者からベテランまで資産形成に利用できる金融商品です。
インデックスファンドだからと言ってリスクが小さいわけでもないので、十分に特性を分かった上で利用したいものです。


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 [2022.02.14追記]
 三菱UFJ国際投信が運用する日経平均インデックスファンド、インデックス・タイプ(ミリオン)の信託報酬が引下げられました。
 インデックス・タイプ(ミリオン)の信託報酬が1.55%から0.50%(税抜)に引下げ
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