2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

楽天資産形成ファンド(楽天525)の資産配分変更

CATEGORYその他
資産配分比率
chocolate pie chart / ltdan


マネックス資産設計ファンド 同様に、楽天資産形成ファンド(楽天525) も、基本資産配分を変更しました。
変更点を確認します。


楽天525 基本資産配分比率推移

「楽天資産形成ファンド(愛称:楽天525)」基本資産配分比率変更のお知らせ (PDF)


1. 設定当初の配分(株式61% 債券36% 短期金融商品3%)


楽天資産形成ファンド(楽天525)設定当初の資産配分比率



2. 09年4月配分変更 (弱腰になり 株式49% 債券48% 短期金融商品3%)


楽天資産形成ファンド(楽天525)2009年4月の資産配分比率



バランスファンドの意味なし

どこかのバランスファンド同様弱腰になり、下がっている株式クラスを売却し、高値になっている債券クラスを購入しています。
楽天資産形成ファンド(楽天525)を購入している投資家はこのような配分変更を本当に望んでいるかどうか疑問です。

関連記事

 [2011.10.22追記]
 マネックス資産設計ファンド 資産配分変更(2011年度版)




楽天資産形成ファンド

楽天資産形成ファンドはバランスファンドの中では、信託報酬は0.525%と低いです。
しかし、以下の点でお得感はありません。

  • 先進国債券のみインデックス運用で、それ以外の資産クラスはも全てアクティブ運用です。
    (コストが安ければ良いと思いがちですが、アクティブ運用はインデックスに比べ売買コストがかかりやすく信託報酬以外のコストを押し上げる可能性があります(運用報告書を見ないと実際はわかりません))

  • 日本債券が36%を占めるのはどう考えても比率高すぎです。そのため、もっと信託報酬は低くあるべきです。



また、楽天525のメリット紹介ページに以下文面があります。
長期的な資金運用を考える場合は、短期的な市場の動向により資産構成割合を変更するよりも、基本となる資産構成割合を決めて、これを維持するほうが効率的で良い結果をもたらすことが知られています。

どうしてその通り運用しないのでしょうか? > 安田投資顧問さん

資産配分比率は、安田投信投資顧問の年金運用にて長年培われてきたアセットアロケーション手法を活用し決定することにより、長期資産形成をサポートします。

いえ、こんな金融危機ごときでビビっている手法なんていらないので遠慮させていただきます。



おわりに

資産配分(アセットアロケーション)を考えることほど面白いものはありません。
これを人任せにするなんてもったいないです。

こんな弱腰になってしまうバランスファンドに大事な資産配分をいじられてかまわない人はほとんどいないと思うのですがいかがでしょうか?



[2011.10.22追記]
2011年4月1日時点の楽天資産形成ファンド(楽天525)の配分比率は「楽天資産形成ファンド(愛称:楽天525)」基本資産配分比率の変更についてによると、日本株式35%、アメリカ株式12%、欧州株式6%、アジア株式1%、日本債券30%、外国債券13%、短期金融資産3%となっています。

楽天資産形成ファンド(楽天525)2011年4月1日時点の資産配分比率
関連記事

COMMENTS

0Comments

There are no comments yet.