2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

VTやVWOの経費率引下げに伴い楽天・バンガード・ファンドシリーズの内5ファンドの信託報酬が引下げ

ETFの基準価額のグラフ

バンガード社の2つの米国ETF、VTとVWOの経費率が先日引下げられました。
そのため、それらETFにファンドオブファンズ形式で投資する楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)や楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天VWO)等の信託報酬も自動的に引下げられています。



VT、VWOの経費率引下げにより、楽天・バンガード・ファンドシリーズの内5ファンドの信託報酬が引下げ

  「楽天・バンガード・ファンド」シリーズ 実質的にご負担いただく運用管理費用の引き下げについて | 楽天投信投資顧問 (2022年3月9日) (PDF)

さて、同シリーズのうち「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」、「楽天・新興国株式インデックス・ファンド」ならびに「楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)/(均等型)/(債券重視型)(以下、「株式重視型」、「均等型」、「債券重視型」ということがあります。)」の各ファンドが投資対象とする上場投資信託証券(ETF)における経費率が、米国時間の2022年2月25日付で引き下げられました。これに伴いまして、以下の通り、「実質的に負担いただく運用管理費用*1」が引き下げになりますので、ご報告申し上げます。




VTの経費率が0.08%から0.07%に引下げ

バンガード・トータル・ワールド・ストックETF (VT)の経費率が2022年2月25日付で0.08%から0.07%に引下げられています。


VWOの経費率が0.10%から0.08%に引下げ

また、バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)の経費率が2022年2月25日付で0.10%から0.08%に引下げられています。



これに伴い、楽天・バンガード・ファンドシリーズのうち、VTやVWOにファンドオブファンズ形式で投資している楽天・全世界株式インデックス・ファンド等5ファンドの信託報酬も以下表のように引下げられました。

 ファンド 旧信託報酬(%)(税込) 新信託報酬(%)(税込) 補足
 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)) 0.212%0.202%運用管理費用0.132%(税込)+VTの経費率0.07%
 楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(新興国株式)) 0.232%0.212%運用管理費用0.132%(税抜)+VWOの経費率0.08%
 楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型) 0.218% 0.211% VTとバンガード・グローバル・ボンド・インデックス・ファンドに70%:30%の比率で投資
 楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) 0.222%0.217% VTとバンガード・グローバル・ボンド・インデックス・ファンドに50%:50%の比率で投資
 楽天・インデックス・バランス・ファンド(債券重視型) 0.226%0.223% VTとバンガード・グローバル・ボンド・インデックス・ファンドに30%:70%の比率で投資


VTやVWOは2年前にも経費率を引下げており、それに伴い今回の5ファンドも信託報酬が引下げられていました。
今回も同様に信託報酬が引下げられています。

楽天・バンガード・ファンドの運用管理費用0.132%(税込)自体に変更はないのですが、投資対象であるバンガードのETFの経費率引下げで自動的に信託報酬が下がっています。

楽天・バンガード・ファンドシリーズ全8ファンドの信託報酬とベンチマークまとめの一覧表も別途信託報酬を更新しておきました。
関連記事