2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

My SMTシリーズ 超低コストインデックスファンドシリーズが3月29日に登場

CATEGORYSMT(旧STAM)
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SMTインデックスシリーズを運用する三井住友トラスト・アセットマネジメントが、超低コストインデックスファンドシリーズである「My SMT」シリーズを3月29日に設定します。



三井住友TAMより超低コストインデックスファンドシリーズであるMy SMTシリーズが登場

 三井住友TAMが業界最低コストのインデックスファンドシリーズ「My SMT」シリーズ11本を新規設定 | モーニングスター

三井住友トラスト・アセットマネジメント(三井住友TAM)は3月29日、ノーロード(販売手数料無料)で運用関連手数料が低コストのインデックスファンド「My SMT」シリーズ11本を新規設定する。税込み信託報酬率を米国の株価指数「NYダウ」で年0.0968%、国内債券ファンドで年0.11%に設定するなど、「業界最低水準」になる手数料率を設定した。


このうち、「NYダウ」に連動する「ダウ・ジョーンズ・インデックス」と「国内債券インデックス」の信託報酬は業界最低水準を更新して低い。



上の記事情報から、私が作成した「My SMT」シリーズ11本のファンド名と信託報酬(税抜)一覧が以下です。

My SMTシリーズ11ファンド
 ファンド 信託報酬(税抜) コメント
 My SMT 日経225インデックス(ノーロード) 0.14% PayPay投信 日経225インデックス(信託報酬0.13%)に次ぎ、 eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド 、iFree 日経225インデックスと同一の信託報酬。
 My SMT TOPIXインデックス(ノーロード) 0.14% eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)、<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド等と並び信託報酬最安タイ。
 My SMT 国内債券インデックス(ノーロード)0.10% eMAXIS Slim 国内債券インデックス<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンドSmart-i 国内債券インデックス、iFree 日本債券インデックス(共に信託報酬0.12%)を下回り、信託報酬最安
 My SMT グローバル株式インデックス(ノーロード)0.093% eMAXIS Slim 先進国株式インデックス<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドと並び信託報酬最安タイ。
 My SMT S&P500インデックス(ノーロード)0.088% eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)SBI・V・S&P500インデックス・ファンドと並び信託報酬単独最安タイ。
 My SMT ダウ・ジョーンズインデックス(ノーロード)0.088% PayPay投信 NYダウインデックス(信託報酬0.18%)を下回り、NYダウインデックスファンドとして信託報酬単独最安
 My SMT 新興国株式インデックス(ノーロード)0.17% eMAXIS Slim 新興国株式インデックスと並び信託報酬最安タイ。
 My SMT グローバル債券インデックス(ノーロード)0.14% eMAXIS Slim 先進国債券インデックス、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンドと並び、信託報酬最安タイ。
 My SMT 新興国債券インデックス(ノーロード)0.22% iFree 新興国債券インデックスと並び信託報酬最安タイ。
 My SMT J-REITインデックス(ノーロード)0.25% eMAXIS Slim 国内リートインデックスSmart-i Jリートインデックス(信託報酬0.17%)等があり、信託報酬最安レベルではありません。
 My SMT グローバルREITインデックス(ノーロード)0.25% eMAXIS Slim 先進国リートインデックスSmart-i 先進国リートインデックス(信託報酬0.20%)等があり信託報酬最安レベルではありません。


My SMTシリーズ11ファンドのうち、国内、海外のREITインデックスファンドを除く9本が信託報酬最安レベルに設定されています。
特に、 My SMT 国内債券インデックス(ノーロード)と、My SMT ダウ・ジョーンズインデックス(ノーロード)はそれぞれ同クラスで信託報酬が既存のライバルファンドよりも低いです。

ただ、三井住友トラスト・アセットマネジメントが運用するSMTインデックスシリーズには、既に最初に設定されたSMTインデックスシリーズの他に、その低コスト版として前者と同一のマザーファンドに投資するi-SMTシリーズがあります。

My SMT S&P500インデックス(ノーロード)以外の10ファンドはSMTインデックスシリーズに既に存在する資産クラスであり、その状況でまたもSMTインデックスシリーズに、さらに低信託報酬のMy SMTシリーズが追加されることになります。

既にeMAXIS Slimシリーズニッセイインデックスファンド<購入・換金手数料なし>シリーズがしのぎを削る中、三井住友トラスト・アセットマネジメントの超低コストインデックスファンドシリーズの設定が「遅すぎる」気がしますが、今後の競争がどうなるか注目です。


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 [2022.03.28追記]
 My SMTシリーズのうち7ファンドの設定が告知されました。
 My SMTシリーズ7ファンドの設定が三井住友TAMより正式発表

 [2022.04.03追記]
 残り4ファンドは設定中止になりました。
 My SMTシリーズの内、日経平均、TOPIX、先進国、新興国株式の4ファンドが設定中止に
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