2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

SOMPO123 先進国株式 設定来リターンは参考指数よりマイナス0.56%と差が縮小

棒グラフや円グラフ

SOMPO123 先進国株式はインデックスファンドとアクティブファンドを合わせた全ファンドの中でも信託報酬が年0.07%(税抜)と、単独最安の超低コストの先進国株式「アクティブファンド」です。

今月6月の月報から、参考指数であるMSCIコクサイ・インデックス(配当込み)との騰落率の比較を確認します。


SOMPO123 先進国株式 設定から約5ヵ月の参考指数との比較


SOMPO123 先進国株式 インデックスファンドより信託報酬が低い異色のファンド

SOMPO123 先進国株式は、信託報酬が0.07%(税抜)とインデックスファンドとアクティブファンドを合わせた全てのファンドの中でも最安の信託報酬のアクティブファンドであることが最大の特徴です。

SOMPO123 先進国株式の参考指数であるMSCIコクサイ・インデックス(配当込み)をベンチマークとする信託報酬最安のファンドはeMAXIS Slim 先進国株式インデックス(信託報酬0.093%(税抜)以内)です。

ベンチマークに無関係に信託報酬最安のファンドを探してもeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(信託報酬0.088%(税抜)以内)が最安であることから、SOMPO123 先進国株式の信託報酬が以下に低いかがわかります。



SOMPO123 先進国株式の運用方針

SOMPO123 先進国株式は、「信用格付けが投資適格未満の企業には投資せず、(日本を除く)先進国株式の中から主要な123銘柄程度に分散投資を行う」方針のアクティブファンドです。

詳細は、運用会社のSOMPOアセットマネジメントがSOMPO123 先進国株式を設定した狙いや、ファンドの運用方法について取材された以下の記事を参照ください。
 ⇒ SOMPO123 先進国株式 SOMPOアセットの想定するファンドの運用や目的についての取材記事



SOMPO123 先進国株式の基本情報

基本情報は以下の通りです。
 参考:: SOMPO123 先進国株式 超低コストの先進国株式アクティブファンドが本日より運用開始

  • ファンド名: SOMPO123 先進国株式

  • ベンチマーク: なし

  • 購入時手数料: なし(ノーロード)

  • 信託報酬: 年0.077%(税込) (年0.070%(税抜))  

  • 信託財産留保額: なし

  • 設定日: 2021年12月21日

  • 決算: 年1回(7月11日)

  • 運用会社: SOMPOアセットマネジメント

  • 販売会社: SBI証券、auカブコム証券、松井証券、マネックス証券、新生銀行、PayPay銀行





SOMPO123 先進国株式 月報

 SOMPO123 先進国株式 月次レポート (PDF)

SOMPO123 先進国株式 設定直後の国別構成比率等ポートフォリオが公開でお伝えしたように、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み)が参考指数となっています。

月報記載の設定から約5か月間のSOMPO123 先進国株式の基準価額推移と参考指数の推移は以下の通りです。

SOMPO123 先進国株式の基準価額推移と参考指数の推移

SOMPO123 先進国株式の期間別騰落率


期間別騰落率を見ると、今年の4月末から5月末までの1ヵ月のリターンが配当込の参考指数より+0.23%上回っていますが、運用から約5ヵ月の設定来リターンは、参考指数のリターン+3.71%に対し、ファンドのリターンは+3.15%と参考指数よりまだ0.56%劣っている残念な結果です。

SOMPO123 先進国株式の4月末までの設定来リターンは参考指数に0.80%負けていたことを考えるとその差は縮小されてきています。

まだ運用開始から約5ヵ月ですので、今後も定期的に運用状況を確認していきます。


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 [2023.01.24追記]
 運用開始から1年のリターンは、参考指数であるMSCIコクサイ・インデックス(配当込み)をアウトパフォームしました。
 SOMPO123 先進国株式 1年リターンは参考指数を2.9%上回る好成績
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