2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

FTSE世界国債インデックスにニュージーランドが22年11月より組入れへ

CATEGORY先進国債券
ニュージーランドの風景

FTSE世界国債インデックス(WGBI)にニュージーランド国債が2022年11月から組入れられます。


FTSE世界国債インデックスにニュージーランド国債が2022年11月から組入れへ

 FTSE Russell announces the results of its March 2022 country classification review for fixed income and equity indices  |  FTSE Russell (英語)
 

New Zealand (NZD) government bonds will be included in the FTSE World Government Bond Index (WGBI) after the New Zealand local currency fixed rate government bond market met all three eligibility criteria (market size, credit rating and a minimum Accessibility Level of “2”) for inclusion. Index inclusion of New Zealand will take place in November 2022 and is projected to comprise 0.19% of the WGBI on a market value weighted basis.



FTSE社は2022年3月のインデックス構成国の見直しを行いました。
その結果、ニュージーランドがFTSE世界国債インデックスの組入基準である市場規模、最低格付け、市場アクセシビリティ・レベルを満たしたとして、2022年11月よりFTSE世界国債インデックスに組入れられることになりました。

現時点のニュージーランド国債の市場規模から推定する組入比率は0.19%程度になるとのことです。



FTSE世界国債インデックスは2022年11月よりニュージーランドを加え計24ヶ国に

FTSE世界国債インデックスに、ニュージーランド国債が2022年11月から組入れられます。

これにより、FTSE世界国債インデックスは現在の以下23ヶ国構成(2022年7月29日時点)から、11月以降はニュージーランドが追加され24ヶ国構成になります。

構成国(計23ヶ国)組入比率
 アメリカ 43.3%
 日本 14.8%
 フランス 7.5%
 イタリア 6.9%
 ドイツ 5.6%
 スペイン 4.5%
 イギリス 4.3%
 中国 2.0%
 ベルギー 1.7%
 カナダ 1.7%
 オランダ 1.5%
 オーストラリア 1.3%
 オーストリア 1.1%
 メキシコ 0.7%
 アイルランド 0.6%
 フィンランド 0.5%
 シンガポール 0.4%
 ポーランド 0.4%
 マレーシア 0.4%
 イスラエル 0.3%
 デンマーク 0.3%
 スウェーデン 0.2%
 ノルウェー 0.2%


 FTSE世界国債インデックス 国別構成比率や関連指数のまとめより再掲


ここから日本を除いた、FTSE世界国債インデックス(除く日本)は、eMAXIS Slim 先進国債券インデックスなど外国債券ファンドのベンチマークとして使われています。
そのため、これら外国債券インデックスファンドは、2022年11月以降にニュージーランド国債にも0.19%程度投資することになります。

今後も指数構成国に変化があれば、随時お知らせします。
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