2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

船舶投資型クラウドファンディングについて調べてみました

CATEGORY投資以外
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ブログやツイッターの広告が、日本初の「船舶投資型クラウドファンディング」ばかり表示されていたので、少し調べてみました。

船舶投資というよりも、船舶を担保とする海運会社への融資



最初に「船舶投資」と聞いたときは、多くの投資家が小口で投資したお金で船舶を保有し、その船舶がいろいろな積荷を運ぶことによってリターンが出るイメージを持っていました。
予定通りに無事に積荷を届けることができたらOKですが、海上輸送中に台風その他の災害で大破、沈没はもちろん、ヒャッハーな海賊に襲われたら元本割れの可能性があると考えていました。


 日本初の船舶投資型クラウドファンディング「マリタイムバンク」5月27日より新ファンド『冷蔵船2号ファンド』の募集開始 | PR TIMES

マリタイムバンクは、投資家の皆様からお預かりした出資金をもとに、船舶を担保とした外国船会社向けのアセットファイナンスを行う日本初の船舶専門金融機関です。

投資家の皆様は匿名組合出資として投資案件に出資を行い、マリタイムバンクが資金運用を行います。



上記のプレスリリースを読むと、船舶そのものに投資するわけではなく、船舶を担保に海運会社に融資し、焦げ付いたら担保とする船舶の売却やスクラップ代で補てんする仕組みのようです。
クラウドファンディングのファンド出資者は担保とした船舶が今どこにいるかをウェブ上で確認できるようですが、船舶にはほとんど関係なく、融資先の海運会社1社への超集中投資になっているように見えます。

最低10万円から投資できるようですが、米ドル建ての投資になるので為替リスクもある(為替ヘッジする商品もあり)、不透明な仕組みの匿名組合出資なので、万一不正が行われていても投資家側にはわからない仕組みです。
(過去の和牛商法や平成電電、ワインファンドのヴァンネットも匿名組合でした。)

株式市場の動向に左右されにくいので船舶投資は分散投資になるというクラウドファンディングブログも見かけましたが、海運業は世界の景気に大きく左右されますので分散投資にはならないはずです。

投資信託を使って幅広い分散投資をする投資家にとっては、真逆の集中投資となる船舶投資は相性が悪いと思いました。
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