2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

eMAXIS S&P500クオリティ高配当インデックス 信託報酬0.30%で1月12日に新規設定へ

CATEGORYeMAXIS
QUOLITY

eMAXIS S&P500クオリティ高配当インデックスが2023年1月12日に新規に設定され、eMAXISインデックスシリーズに追加されます。
S&P500クオリティ高配当指数(配当込み)をベンチマークとする信託報酬0.30%(税抜)のインデックスファンドです。


 
eMAXIS S&P500クオリティ高配当インデックス 初のS&P500クオリティ高配当インデックスファンド

 『eMAXIS S&P500クオリティ高配当インデックス』の設定について | 三菱UFJ国際投信 (PDF)


  • ファンド名: eMAXIS S&P500クオリティ高配当インデックス

  • 購入時手数料: なし(ノーロード)

  • 信託報酬: 年0.30%(税抜) 。 純資産500億円以上1000億円未満部分は年0.29%。1000億円以上の部分は年0.28%。

  • 信託財産留保額: なし

  • 設定日: 2023年1月12日

  • 決算: 年1回(1月26日)

  • ベンチマーク: S&P500クオリティ高配当指数(配当込み)

  • 運用会社: 三菱UFJ国際投信

  • 当初の販売会社: SBI証券、楽天証券、マネックス証券




S&P500クオリティ高配当指数とは

 金利上昇にも強い米国株式インデックス「S&P500クオリティ高配当指数」に連動する新ファンドが登場 | モーニングスター

eMAXIS S&P500クオリティ高配当インデックスのベンチマークに使われているS&P500クオリティ高配当指数とは以下とのこと。

 「S&P500クオリティ高配当指数」は、「S&P500」指数の構成銘柄から、クオリティ・スコア、および、配当利回りの基準から、ぞれぞれ上位200位以内にランク付けされる銘柄を抽出し、原則として両方の基準を満たす銘柄を均等に組み入れた指数。クオリティ・スコアは、収益の創出、収益の質、および、財務の健全性の組み合わせとして定義している。米国大型株で構成される「S&P500」の中でも、競争優位性があって事業基盤が確立し、収益がより安定的な企業が選ばれている。



S&P500の構成銘柄のうち、クオリティ・スコア(収益の創出、収益の質、財務健全性)と配当利回りの両方の基準を満たす銘柄が均等配分で組み入れられているとのことです。

最初は、Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)のようなS&P500配当貴族指数インデックスファンドみたいなものかと思ったのですが、クオリティ・スコアの基準もあるので単純な高配当指数ではありません。

上のモーニングスターの記事では、金利上昇局面に強いと書かれていますが、値動きの推移を見るとそれほど「強い」とは言えない微妙なところです。

個人的には幅広く分散投資できる指数が好きで、銘柄数を絞り込んだ指数はあまり好きではないのですが、米国株式投資派の方には興味があるインデックスファンドかも知れません。

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