2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

利率0.33%の個人向け国債 変動10年はキャッシュバックキャンペーンで購入したい 

上昇する矢印のイメージ

今月の個人向け国債は明日1月10日より発売されます。個人向け国債 変動10年の利率は0.33%と先月の利率0.17%の約2倍に上がっています。

各証券会社のキャッシュバックキャンペーンと共に詳細をまとめました。


2023年1月の個人向け国債 1月10日より発売

  • 個人向け国債 変動10年(第154回): 年0.33% (半年ごとに変動)

  • 個人向け国債 固定5年(第142回): 年0.18%

  • 個人向け国債 固定3年(第152回): 年0.05%



個人向け国債 変動10年とは

「個人向け国債 変動10年」は通常の固定金利の利付国債とは異なり、元本は変動しません。一方、利率は半年ごとに変動します。

10年の満期を待つことなく、購入から1年経過後はいつでも中途解約可能で、国が元本の金額で買い取ってくれます。
さらに定期預金と異なり、(購入時の金額に無関係に)1万円単位で中途換金できます。
 
半年ごとに利金が支払われ、中途解約時は直近2回の受け取った利金(税引後の実際に貰った分)を返却することになります。
そのため、原理的に元本割れはありません。また経過利子も日割り計算されてその分の利金ももらえます。

そのため個人向け国債 変動10年は言わば「半年ごとに利率が見直される変動金利の定期預金」として私は(普通預金や定期預金同様に)無リスク資産にカウントしています。



2023年1月の個人向け国債 変動10年 利率は年0.33%

 変動10年(第154回)の発行条件 | 財務省

個人向け国債(変動10年)の利率は長期金利を「基準金利」とし、それに0.66をかけたものが利率となります。
(長期金利×0.66が0.05%を下回る場合は最低保証値の0.05%が利率となります。)
今月1月は、長期金利が0.50%、個人向け国債 変動10年の利率は0.50%×0.66=0.33%となりました。

 個人向け国債 変動10年 今月の利率は0.33%と7年半ぶりの高さに

年0.33%の金利は、たいていの銀行の定期預金金利より高く、1銀行1000万円とその利息までしか保証されないペイオフ上限にも無関係で国が保証します。

今月の主要な証券会社のキャッシュバックキャンペーンは以下の通りです。



2023年1月の個人向け国債(変動10年) キャッシュバックキャンペーン

証券会社ごと個人向け国債(変動10年) キャッシュバックキャンペーンは以下です。

個人向け国債(変動10年)キャッシュバックキャンペーン2023年1月 証券会社別比較
 証券会社購入金額
 50万 100万 200万 300万400万 500万
 野村證券(野村ホームトレード)) - 1000円 2000円 4000円 5000円 7000円
 大和証券 - 1000円 2000円 4000円 5000円 7000円
 みずほ証券 - 1000円 2000円 4000円 5000円 7000円
 SMBC日興証券 - 1000円 2000円 3000円 4000円 5000円
 SBI証券 500円 1000円 2000円 3000円 4000円 5000円



SBI証券は購入金額100万円ごとに1000円キャッシュバックがあります。
100万円からキャッシュバックがある他の大手証券会社と違い、SBI証券購入金額が50万円からキャッシュバックがあります。

野村證券や大和証券、みずほ証券など大手証券会社では、購入金額が300万円以上の場合はSBI証券よりキャッシュバック金額は大きいです。
私も以前はキャッシュバック金額が大きい野村證券や大和証券で購入していましたが、中途解約はコールセンターに電話する必要があるため面倒でした。
今はネットでボタンを押すだけで解約できるSBI証券で個人向け国債を購入しています。

今月は個人向け国債 変動10年の利率が高いため、ちょうど今月定期預金が満期になって元本と利息が戻ってきた資金を個人向け国債 変動10年購入に充てる予定です。

利率が高くなった個人向け国債 変動10年は無リスク資産の運用先として有力候補と思います。

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 [2023.02.05追記]
 個人向け国債 変動10年 今月2月の利率は0.32%に決定
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