2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

個人向け国債 変動10年 今月2月の利率は0.32%に決定

資産の紙幣や硬貨のイメージ

今月2月6日から販売される個人向け国債 変動10年の利率が年0.32%と発表されました。


2023年2月の個人向け国債 2月6日より発売

    2023年2月の個人向け国債

    個人向け国債 | SBI証券

  • 個人向け国債 変動10年(第155回): 年0.32% (半年ごとに変動)

  • 個人向け国債 固定5年(第1423回): 年0.15%

  • 個人向け国債 固定3年(第153回): 年0.05%



個人向け国債 変動10年とは

「個人向け国債 変動10年」は通常の固定金利の利付国債とは異なり、元本は変動しません。一方、利率は半年ごとに変動します。
また半年ごとに利金が支払われます。

満期10年ですが、購入から1年経過後はいつでも1万円単位で中途解約可能です。
中途解約時は直近2回の受け取った利金(税引後の実際に貰った分)を返却することになります。
よって、原理的に元本割れはありません。また経過利子も日割り計算されてその分の利金ももらえます。

そのため個人向け国債 変動10年は言わば「半年ごとに利率が見直される変動金利の定期預金」に近いです。



2023年2月の個人向け国債 変動10年 利率は年0.32%

 変動10年(第155回)の発行条件 | 財務省

個人向け国債(変動10年)の利率は長期金利を「基準金利」とし、それに0.66をかけたものが利率となります。
(長期金利×0.66が0.05%を下回る場合は最低保証値の0.05%が利率となります。)
今月2月は、長期金利が0.49%となり、個人向け国債 変動10年の利率は0.49%×0.66=0.32%となりました。

先月1月の個人向け国債 変動10年の利率0.33%より0.01%低いですが、たいていの銀行の定期預金金利より高いです。
さらに、1銀行1000万円とその利息までしか保証されないペイオフ上限にも無関係で国が保証します。

無リスク資産の運用として、定期預金だけでなく、個人向け国債変動10年も検討して良いと思います。



2023年2月の個人向け国債 各証券会社のキャッシュバックキャンペーンまとめ

今月の主要な証券会社のキャッシュバックキャンペーンは以下の通りです。

個人向け国債(変動10年)キャッシュバックキャンペーン2023年2月 証券会社別比較
 証券会社購入金額
 50万 100万 200万 300万400万 500万
 野村證券(野村ホームトレード)) - 1000円 2000円 4000円 5000円 7000円
 大和証券 - 1000円 2000円 4000円 5000円 7000円
 みずほ証券 - 1000円 2000円 3000円 4000円 5000円
 SMBC日興証券 - 1000円 2000円 4000円 5000円 7000円
 SBI証券 500円 1000円 2000円 3000円 4000円 5000円


100万円からキャッシュバックがある野村證券や大和証券など他の大手証券会社と違い、SBI証券は購入金額50万円からキャッシュバックがあります。

大手証券会社の場合、中途解約はコールセンターに電話する必要がありますが、SBI証券ではネットでボタンを押すだけで解約できるため、私の場合、現在はSBI証券で個人向け国債を購入しています。
私は今はネットでボタンを押すだけで解約できるSBI証券で個人向け国債を購入しています。
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