2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

eMAXIS Slimシリーズ オルカン含む8ファンドが信託報酬最安に引き下げへ

CATEGORYeMAXIS
COST DOWN

たわらノーロードシリーズのうち、8ファンドが信託報酬を4月7日に業界最低水準に引下げたことに対抗し、eMAXIS Slimシリーズも信託報酬引き下げを発表しました。



eMAXIS Slimシリーズの中の8ファンドが信託報酬を最安に引下げ

 業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』 信託報酬率の引き下げを実施 | 三菱UFJ国際投信 (PDF)

『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』の以下ファンドについて信託報酬率の引き下げを実施することをお知らせいたします。
以下の引き下げは他社類似ファンドの情報を元に決定されたものです。今後も引き続き、他社類似ファンドの運用コストに注意を払い、業界最低水準の運用コストをめざします



2023年5月11日より、eMAXIS Slim シリーズのうち、日本株式、先進国株式、新興国株式、オルカン含む全世界株式、8資産均等の8ファンドの信託報酬が以下のように引下げられます。


eMAXIS Slimシリーズのうち8ファンドの信託報酬引下げ一覧
 ファンド 現信託報酬(税抜) 新信託報酬(税抜)(2023年5月11日より)純資産総額受益者還元型信託報酬(税抜) 
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 0.14%以内 0.13%以内2500億円未満分 0.13%
2500億円以上5000億円未満分 0.1299%
5000億円以上の部分 0.1298%
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス0.093%以内 0.0899%以内5000億円未満分 0.0899%
5000億円以上1兆円未満分 0.0893%
1兆円以上の部分 0.0887%
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 0.17%以内 0.169%以内2500億円未満分 0.1690%
2500億円以上5000億円未満分  0.1689%
5000億円以上の部分 0.1688%
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) 0.104%以内 0.103%以内2500億円未満分 0.103%
eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)2500億円以上5000億円未満分 0.1029%
5000億円以上の部分  0.1028%
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 0.104%以内 0.103%以内5000億円未満分 0.103%
5000億円以上1兆円未満分 0.1029%
1兆円以上の部分  0.1028%



eMAXIS Slimシリーズは、「他社ファンドの信託報酬に注意しながら機動的に信託報酬を引き下げることにより、業界最低水準の低コストをめざす」超低コストのインデックスファンドです。

先日、信託報酬最安で登場したたわらノーロード S&P500に対抗し、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が信託報酬を0.0852%以内(税抜)と最安に引下げました。

それと同様に、たわらノーロードシリーズのうち8ファンドを4月7日に信託報酬を業界最低水準に引下げたことに対抗し、上記の同じ資産クラスのファンドの信託報酬を最安に引き下げてきました。

私もiDeCoではeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)、NISA口座や特定口座ではeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに購入しており、信託報酬引下げはうれしい限りです。

eMAXIS Slimシリーズの上のファンドの信託報酬引下げは5月11日からと少し遅いですが、当初方針通り「業界最低水準の低コストをめざす」ことにブレがないのは素晴らしいと思います。


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 [2023.08.20追記]
 オルカンが信託報酬を約半分まで大きく引き下げることを発表しました。
 オルカン含むeMAXIS Slimシリーズ4ファンドが信託報酬を最安に引下
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