2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

インデックスファンドMSCIオール・カントリー(全世界株式) トレカンの高コスト版が登場

CATEGORYACWI
折れ線グラフと電卓

インデックスファンドMSCIオール・カントリー(全世界株式)が、Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)と同じ2023年4月26日に設定されました。



インデックスファンドMSCIオール・カントリー(全世界株式)

基本情報

 インデックスファンドMSCIオール・カントリー(全世界株式) | 日興アセットマネジメント

  • ファンド名: インデックスファンドMSCIオール・カントリー(全世界株式)

  • 申込手数料: 3.0%(税抜)(=3.30%(税込))以内

  • 信託報酬: 年0.435%(税抜)(=年0.4785%(税込))

  • 信託財産留保額: なし

  • ベンチマーク: MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(税引後配当込み)

  • 設定日: 2023年4月26日

  • 決算: 年1回(5月16日)

  • 運用会社: 日興アセットマネジメント

  • 現在の取扱販売会社: 日興アセットマネジメント



Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)より信託報酬が高い全世界株式インデックスファンド

インデックスファンドMSCIオール・カントリー(全世界株式)のファミリーファンド方式

Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)のファミリーファンド方式

上の図のように、インデックスファンドMSCIオール・カントリー(全世界株式)は、超低コストのTracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)(トレカン)と同一の3つのマザーファンドに投資する全世界株式インデックスファンドです。

設定日も2023年決算日も同一ですが、インデックスファンドMSCIオール・カントリー(全世界株式)は、以下のようにトレカンより
信託報酬が8倍近くと高く、また申込手数料がかかる可能性があります。


  • 信託報酬が年0.435%(税抜)(=年0.4785%(税込)) ⇒ トレカンは年0.0525%(税抜)(=年0.05775%(税込))

  • 申込手数料は、3.0%(税抜)(=3.30%(税込))以内 ⇒ トレカンはなし

  • 取扱販売会社: 日興アセットマネジメントのみ ⇒ トレカンはSBI証券のみ



トレカンはネット専用とのことなので、インデックスファンドMSCIオール・カントリー(全世界株式)は対面販売を想定しているのかもしれません。
販売会社によっては申込手数料(購入手数料)がかかる場合もありますが、対面販売の手間と時間を考えると信託報酬が年0.435%(税抜)は低く感じます。

ただし、トレカン同様に信託報酬にるeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)では含まれる指数の使用料やその他費用が入っていない点は注意が必要です。

 ⇒ オルカンはTracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)に対抗する信託報酬引下げは実施せず
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